【弘前】弘前バスターミナル４番乗り場前「産交そば店」

喫茶店のモーニング代わり、バスターミナルの「産交そば店」

ただ、これも悪くないんですよね……

弘前に限らず、東北では純喫茶をハシゴしまくってお腹いっぱい～もう入れない～そういう経験があまりない。営業時間が一番早い喫茶店が開くまで街を彷徨ったり、夜はドライブインに行ったり（二本松のこと？）、喫茶店巡りはイマイチ捗らないのですが、後になって思い返すと、良い思い出なのですね。

不便だったり、足りないときの方が旅情を感じる。間違いありません。

では、弘前２日目の朝の話を始めます。冒頭で書いたように、バスターミナル内の「産交そば店」で朝食を摂ったのですが、これも一筋縄ではいきませんでした。

開店時間の８時30分ぴったりに、イトーヨーカ堂と一体化した弘前バスターミナルに来たのですが……

ターミナル内は薄暗くて侘しさに満ち溢れています。

開店時間ピッタリ8時30分に到着したが……

これですかね？「酒ウイスキー」の黄色い看板が路地裏のバーみたい。

いい感じに古臭さが滲み出てて、私の好きな雰囲気です。

が、まだシャッターがおりてる？　店員さんらしきおばちゃんがのんびり幟たてています。

あの～８時30分ですよね？　今、開店準備ですか(^_^;)？

「お湯が沸くまで、あと10分か20分かかるので」

ですって！

ひゃあ～！10分か20分。一体どっちなの？　その差はたったの10分ですが、私にとっては運命の岐れ道の10分です。

乗りたいバスは9時発ですが、間に合いますかね(^_^;)？

開店待ちで地下へ降りる

地下にはトイレがあります。

トイレの前の自動販売機で北東北限定・復刻デザインのリンゴジュースが売っていたので購入。地下は昭和のオフィスみたいな雰囲気の待合室になっていました。

ジャーン！

バスターミナルの向かいに「虹のマート」という生鮮食料品市場があります。

この市場がなかかな味わい深い（というか凄くいい！）ので、そば店の開店までの30分夢中になって市場内をうろついたのですが、勢いで「冷やし水まんじゅう」なる生菓子を買ってしまったのです。

「虹のマート」については、このバスターミナルとセットで訪れるべき場所なので、いずれ記事を書きたいと思います。

いつ食べるつもりだったのか？　しかし、食べるなら、このタイミング。

みかん味といちご味。ジュースはリンゴ。フルーツ３種類。個々は美味しいのですが、組み合わせると微妙ですが、仕方ありません。

地下にある太陽のタイル壁画

行きとは別の階段を上ったのですが、太陽？向日葵？

素敵なタイルの壁画がありました。

この昭和臭漂う案内板もいいですね。

もし順調に時間通りにそば店がオープンしてたら地下に降りることもなく、この壁画を見ることもなかった。怪我の功名ですね。ラッキー。

かけ蕎麦を注文

「朝一番のお蕎麦は美味しいわよ」

かけ蕎麦を注文した私を見て、常連風のお客さんに声をかけられたのですが、美味しくなくてもいいから、早く作ってくれよ！

併設する売店

蕎麦が出来るまで隣の売店を眺める。

「しおせ」「うんぺい」地元のお菓子ですかね。

次の日はおにぎりを買ったのですが、こちらはゆっくり味わえました。手作り感があって美味しかったです。

かけ蕎麦が出てきたのは8時50分

美味しかった…はずですが、何しろ急いで掻き込んだので、味わってる余裕がありませんでした。

4番乗り場からバス（弘前～大鰐・碇ヶ関線）

弘前バスターミナル9時00分発→大鰐温泉9時30分着（520円）

当初は、中央弘前駅から弘南鉄道大鰐線に乗る予定だったのですが、7時半頃バスターミナルの下見に来たときに、バスが大鰐温泉に行くことを知り、急遽バスに予定変更。これは大当たりでした。