今回は2軒横並びの右側の喫茶店。
青森県黒石市市ノ町18
袖看板は新しく見えますが、「純喫茶」の文字が入っています。
ああ…ここは黒石だ。ドアのガラスの模様がミステリアス、夜っぽい雰囲気。
頭がぶつかりそうな低い位置にある黒い看板は、店名の「みらぼお」の字にくり抜かれている。ぐっと期待高まります。
ドキドキしながら入店。
意外とすっきり系。正統派。
実際に入るまでは、アダルトで艶めかしい怪しげな場末風だと思っていたのですが、あっさりしています。
改装したのか、全体的に綺麗。椅子も新し目で物足りなさを感じる(-_-;)。ただテーブルは手入れが良いのかピカピカで黒光りしてて昔の純喫茶風。部分的に純喫茶の面影が残っています。
きっと昔はもっと私好みだったに違いない。
隣の「みのや」のママさんはたくさん話しかけてきたのですが、こちらはマスターと女性(娘さん?)は放っておいてくれるタイプ。どちらかというと、後者の方が好みなので、これは有難い。静かでそつない接客でした。
コーヒーの味もすっきり。
値段も350円と安い。
伝票の置き方には、お店ごとに個性が出ます。丸めて筒に入れたり、斜め折にして置いたり。
こちらはきっちりと角の端。
純喫茶の店名入りの伝票。
おおー!これは絶対マッチがあるに違いないと期待してたのですが、「ありません」。
赤みを帯びる夕方の空。
黒石駅に着くと、音楽がドビュッシーの『月光』からサティに切り替わっていた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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