弘前では一番好み。
「ピンクベア」の閉店に合わせ、「ピンクベア」目当てで弘前行きを決めたのだけど、それ以上に楽しみにしてたのが、今回紹介する「レストラン セーブル」。
青森県弘前市松森町73 キングビル 2F
1階が「パチンコ キング」、2階が「レストラン セーブル」。
真ん中に王冠。左右にはパチンコとレストラン。3つのパーツが合体したネオン看板が最高!
一応、朝、営業時間前に下見をしてますが、夜の方がギラギラしてて魅力的。
どうやって撮ったら素敵に見えるのかしら?あらゆる角度から写真を撮りまくって、なかなか中に入ることができません。
しかし、看板だけではありません。またもや足止めを食らいます。
眩いショーケース。夜にはその明るさが際立ちます。弘前東高前駅から暗い中歩いてやっとたどり着いたので、安堵の明かりでもあります。
和食のサンプルもあれば、王道純喫茶メニューのサンプルもある。プリンアラモードが製作中だとのこと。あれから半年たってるので、もう出来上がったのだろうか。
吹き抜けに降り注ぐ大きな糸状シャンデリアが煌びやか。
これは絶対に夜の勝利!
2基の長さが違うのは、階段の高さ分を考慮して?
壁面には古代エジプト風のエキゾチックな壁画。ペイントではなく、点々のモザイクタイル。
女性が手に持つ塊は何なのでしょう? ラーメン丼のマークが周りを囲んでるのが謎。たしか、これ、雷紋でしたよね。
説明も付いてましたので、気になる方はおのおの翻訳してください。
踊り場には謎のモニュメントもある。
階段の手すりも金ピカでクラシカルな装飾。
階段には花道のように赤絨毯が敷いてあったりもするのですが、糸状シャンデリアと壁画のインパクトにヤラれ、その場では完全スルーしていて、今手すりの隙間越しに覗いています(^_^;)
ここまで長くなってますが、まだ店内に入店していません。
しかし実際のところ店内も素敵なのですが、それもエントランスホールのバブリーなゴージャスさがあってこそ。アプローチが気分を大いに盛り上げる店だと思います。
「セーブル」だから青。
90年代ダイニングバー風なぬるい青文字のネオン看板に出迎えられ、ようやく入店します。
実は入口の前にも食品サンプルがあったり、ウェイティング用のソファーがあったり、見所はまだあるのですが、キリがないので割愛させていただきます。
とはいっても、入口に置いてあるセーブルメニューランキングベスト3はチェックしておきましょう。
メニューが多くて迷うので、ここである程度決めておくのもアリだと思いますし、実際私はこの中から選びましたよ(^_^;)
壺、壺、壺。
壺だらけの店内を見て、店名の「セーブル」に納得。フランスを代表する陶磁器・セーブル磁器が由来なのは間違いありません。
壺は、照明付きのスチールの棚に置いてあるのですが、装飾でもありパーテーション代わりにもなっています。
今だから告白すると、このスチールの棚を最初見たとき、アイリスオーヤマとか通販かホームセンターで買ったのかと思ってました(^_^;)。ちゃんと高さも幅も椅子のサイズに合わせてるので、そんなわけありません。特注のはず。青が印象的なセーブル磁器の特色がきちんと反映され、壺を置く部分も、薄いブルーですし。店名のコンセプトの世界観をしっかり守っています。
窓側の席が独特。
麻雀卓みたいな正方形のテーブルが並んでいます。窓にくっついてるから椅子は3つしかないけど、4人用のテーブルです。本当は麻雀用なんじゃないの?
テーブルの正方形ぶりが妙に印象に残っています。
こちらは団体用の予約席でしょうか? 広めの別誂えの席もありました。
西新井の「シルビア」のようにパチンコ店の2階は、無駄に広く、無駄にゴージャス。場所によって雰囲気の変化がある店はいいですね。
頼むものにある程度あたりをつけていましたが、メニュー表は眺めます。
クリームソーダなど純喫茶らしい飲み物もありますが、
アルコール類も取り揃えています。
もし近場にあったら、ここで純喫茶飲みをしたいですね。
渋く「和食№2」の海鮮丼セットで決めました。
海鮮丼に付ける、そばorうどんは選べるので、そばを選択。半年前の事なので記憶は遠い彼方ですが、多分美味しかったと思います。
割り箸は店名入りの箸袋。エントランスホールの壁画がロゴになっているんですね。
お客さんは疎らで密にならず、店員さんもいい感じに放っておいてくれ、ゆったり広々。大箱店ならではの極上の居心地良さ。もうこの後は喫茶店に入る予定はありません。ホテルに戻るだけなので、思う存分ここでのんびりしたい。紅茶を追加。
丁度良いタイミングで、こちらをお勧めしてくれた人から、1年半ぶり(いや、もっと?)ぶりに連絡があったのです。
「わざわざ行くほどじゃないかもしれないけど、一ノ関のラーメン推しの喫茶店『ロマンス』が10月に閉店する」という岩手県一関市の喫茶店閉店情報。
その時は「一ノ関かあ~今のところないなあ~」とぼんやり流していました。全然行くつもりなし(^_^;)
それがまさか本当に行くとは…(笑)。よろしければ過去の記事をご覧ください。
さすがパチンコ屋の2階。ゴージャスでは劣るものの、もう一つの出入口を発見。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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