新宿だったり、東京だったり。
東武宇都宮駅前には、「純喫茶 東京」という屋上看板があります。
外国名や地名を店名にするのは純喫茶のお約束ですが、宇都宮では東京が人気だったようです。少し頑張れば行けますからね。きっとリアルに手に届く憧れだったのでしょう。
今だからこそ冷静に文章を書いてますが、見つけた時はキャー!テンション上がって、移動しまくって角度を変えて撮影。
今は色が抜けちゃってますが、極彩色のネオンがギラギラしていた時代もあったんでしょうね。
縦長の丸い窓が並ぶ5階建てのビル。
「純喫茶東京」は2・3・4階。3フロアにまたがる超大箱純喫茶だったようです。
きっと店内もゴージャスだったんだろうな…各階ごとに趣向が違ったりして…専属のウェイトレスがいたんだろうな…噴水とかあったりして…妄想が膨らみます。
以前マッチ学会のメンバーからいただいたマッチにも、3フロアにまたがる喫茶店がありました。歌舞伎町にあった喫茶店です。昔はどこの繁華街にも、大箱の純喫茶が普通にあったのでしょう。
5階には「トンキン」という麻雀店もあったようで、これも純喫茶にはよく見られます。長居をする麻雀客に純喫茶から出前で運ぶ。実際に見たことありませんが、容易に想像できます。決まって上の階が麻雀店。
隣のビルの屋上には、「プラザヒカリ」。
「ヒカリ座」という映画館が入っています。
茶色のビルを挟んで隣に、「ヒカリ会館」という白いビルがあります。先割れフォントがレトロでそそる。
ヒカリとヒカリ。「プラザヒカリ」とオーナーが一緒なのでしょうか?
歌舞伎町の「風林会館」を思い出してしまいました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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