東武宇都宮駅の環境浄化重点地区を歩いてみました。
いわゆるメインの通り(?)がそういう通りだという事は知っていましたが、「サンバレー」のあるわき道にも風俗店がある事を、今年来た時、初めて知りました。
隣の隣。そして隣の隣の隣もだったんですね。
「ふくべ」も気になりますが、こちら側ではなく奥、左隣の隣。
「ミカド」とはまるで純喫茶みたいな店名ですが、灯篭の横のショッキングピンクの看板に「入浴料」という字がありました。
「サンバレー」のスモークの扉の写真を撮っていたら、若い男性が通り過ぎて、こちらに入っていきました。
そして、「ミカド」の隣も……
「ロイヤル ヴィトン」です。
ゴージャスな装飾を施した派手な外観は、かの某有名ブランドにインスパイアされた感がプンプンしていますが、こちらも看板に「入浴料」の文字がありました。
この辺りでうろついると、関係者に見られると気まずいので、そそくさと脱出します。
わき道の角には、継ぎはぎだらけの増設を繰り返したような建物がありますが、メインの通り側は居酒屋のようです。高さの違う青いテントの右に、ここだけテイストが異なる赤い装テン。たけのこみたいです。
「環境浄化重点地区」の看板が目にとまります。
そういえば、甲府の歓楽街でも、「環境浄化重点地区」の看板を見た記憶がありますが、これは正確にはどのようなものなのでしょうか?
治安が乱れがちな場所を重点的に浄化するという意味だろうか(そのままですが…)。
せっかくなので、大通りを歩いてみることにします。
業態はさておき、そそるビジュアルです。
「イワン」のくるんくるんと丸まったフォント、ツートーンの配色はこのまま純喫茶でも通用しそう。
電球が周りを囲む「ブルーハワイ」の看板もグッときます。
店名のコンセプトに合わせてか、ブルーのガラス扉も純喫茶風でそそりますね。
しかし2階の「フレッシュエステ ビーナス」の看板がエステという体の風俗店っぽい雰囲気がプンプンしていて、ここにいつまでもとどまってはいけないと警告しているので、そそくさと歩みを進めます。
立ち止まれる雰囲気ではなく、そのまま通りを突き抜け、遠くから写真を撮りました。
「ミカド」といい、「男爵」といい、風俗店の店名は純喫茶と共通点が多い。
【参考】純喫茶の店名を10カテゴリーに分類「王族・貴族的ゴージャス」
SINCE1907の超老舗バーバーがありました。そこまで古く見えませんが。
「ミカド」「男爵」「キング」。この一帯では、位が高い貴人をイメージする店名が好まれるようです。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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