なんかカッコイイ! 近づいたら映画館だった。
映画館も今風にリニューアルしてるところは何とも思いませんが、1960~70年代頃に作られ、華やかな部分が残っているとワーー!ってなります。
東武宇都宮駅前をブラブラしてて偶然出会った映画館「宇都宮ヒカリ座」のある「プラザヒカリ」も、気分盛り上がるビルでした。いつ出来たのかなんて知らないけど、絶対ここ高度経済成長期でしょう?
スペーシー?レトロヒューチャー?
いえいえ、これはズバリ日本語で宇宙的と言いたい。
円盤みたいな丸いパネルみたいな照明からはビームが出てきそう。
天井ギラギラ鏡張りになってて、ビッシリと突起みたいなのが付いてる。圧倒されちゃいました。
看板が置いてあって、階段が上れなかったので、映画館そのものは見れなかったけど、このエントランスホールだけでも凄い。
床と壁も丸い模様。
インスタ風に壁と床を1枚の写真におさめてみました。
あーあ。惜しい!自販機が塞いで隠れちゃってますが、後ろに「プラザヒカリ」の看板がチラリと見えます。
素敵なデザインなのにね。ビル側が価値を分かってません。
2年前も自販機が塞いでましたが、今年訪れた時もこのまま。自販機が移動してないかな~期待したけど、やっぱりダメだった。
スペースあるのにね……
ドアの向こう側にはゲームセンター。
人が全然いない。
エントランスホールの窓際と入口には、タコ脚のような珊瑚のような照明がズラリ。
1つだけでも凄いのに、これだけ並んでるとは大したものです。
勝手に70年代頃の照明だと思ってるんですけど、どうなんでしょうね。タコ脚の部分が赤い照明が両国の「ホルン」にもありました。
東武宇都宮駅前にある威風堂々たる地上8階建ての「プラザヒカリ」。
ネットで見ると、映画館「宇都宮ヒカリ座」は5階とB1と記載があります。5階は分かるけど、地下なんてあったかな?
全国的に映画館は激減してますが、宇都宮市でも状況は同じ。宇都宮市内中心部で映画館はこちらだけらしい。
「プラザヒカリ」の隣には、前回紹介した「純喫茶東京」のビルがあるのですが、目の前にもスルーできない渋いビルがあります。
どうです?外観だけなら、真っ白綺麗な「プラザヒカリ」よりも、こちらの方が年季が入ってて素敵です。
天辺のチョンとした突起が高度経済成長期そのものだと思ってるんですが、どうでしょう?
中華飯店「明朗」
前向きな意味の店名ですが、意外に他では見たことありません。中を覗いてみたら、結構賑わってました。きちんと明朗会計なんでしょうね。
ゲーセンからも見えます。
ゲーセンを抜けて別の出口から出ると、昭和な色合いの赤いエレベーターがあり、「4F事務所」とありますが、なぜかこの時「探偵事務所」だと思い込んでました。
こんな所に探偵事務所が!? 本当にそう思ってましたから。言うまでもなく、「プラザヒカリ」の事務所ですよね(^_^;)
こ、これは!?
ひゃあああ!壁がモザイク画になってるじゃないですか!
魚のようにも見えますし…
口元から血を滴らせる凶暴な害獣のようでもありますし…
ギロリと睨んでるようにも…
このセンス、日本のガウディと呼ばれる 梵寿綱の建築にも出てきそうな感じです。
これだけ派手なのに、外からは目立ちません。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント