歓楽街は南口に集中してて北口は閑散としてるのですが、なぜか見るものが少ない場所ほど書きたくなる。
この「PUB駅馬車」の看板は北口駅前で見つけたのですが、とても気に入っています。
駅馬車の由来は、間違いなく映画でしょう。ステージコーチね。有名な映画なので過去に見てるかも? でも分からない。一時期浴びるように映画を見ていて、見ても見てもその端から忘れています。自分で見て知ってるのか、どこか誰かの感想を見て知ってるのかそれすら不明ですが、アメリカの西部劇ですよね(^_^;)
西部開拓時代のアメリカをイメージしたパブなんでしょう。
それはいいとして、スタート、ゴールって。
階段上って2階だし、大袈裟じゃない?
…こんな具合で、文章も南口の歓楽街の記事みたいな緊張感は一切ありません。北口は基本平和なんですよ。一部怪しい場所もありますが。
とりわけ今回の《のどか編》は、見ても見なくてもどうでもいい記事。でも、ちょっと楽しい気持ちになる(笑)。《やさぐれ編》もありますので。
純喫茶だと思ったら美容院だった。
純喫茶巡りあるあるですよね(笑)。甲府駅北口でも、純喫茶みたいな外観の美容院に出会いました。
ただよくあることとはいえ、ここに関しては本当に美容院なのか疑惑。いつも見間違えるのはロマンティックな甘く可愛い外観ですが、こちらはどことなく家っぽい。植物が無造作に絡んてゆるい。
これが純喫茶だと、ドアを開けるたら、猫が出てくるのですが、こちらもそんな雰囲気ありますね。
窓にはスズランのシール。
昭和ガラス!
まるでリアル実家です。たしかこの昭和ガラスの模様には名前がついています。銀河だったか、蔦だったか、紅葉だったか。古風な名前だったはず。
昭和ガラスといえばこちらも。
半眼で死んだ目の奥が花モチーフの昭和ガラスの窓。
レトロな理容院の窓を覆っています。
日よけのカバー? 触ってみると固い。後から被せたものではなく、建物の一部としてガッチリ組み込まれています。
こんなの初めて見たけど、一体なんなのか謎。とりあえず「穴カバー」と呼んでますが、そんな名前じゃないと思います(^_^;)
おそらく左は住居でしょうね。こちらの窓も独特。
昨年10月31日に店主高齢のため閉店との貼り紙。
穴カバーの形状や貼り紙の内容から推測するに、1960年代~1970年代前半に建てられた理容院だと思っています。これまた何の根拠もないのですが、この穴カバーから連想したのが下記。
尖り要素が共通点。
穴カバー①
穴カバー②
もうコッテコテの高度経済成長期の建物の典型ですよね。無駄に派手で大胆。実用というよりは完全な装飾(そこが好き)。
ここまで書き、ふと我に返りました。この記事、全然純喫茶の事を書いていません。今更ですが、最近では当然のように純喫茶以外のことばかり書いています。もうずっと何年もですが、不思議に誰からも文句を言われたことがありません。それよりは皆さん、むしろそれを歓迎してるようにすら感じます。
一応自分なりの罪滅ぼしとして、純喫茶以外の記事を書くときは、ほんの少しでも純喫茶要素をしのばせるようにはしています。
↓ということで、こちら。
城北ビルというビルの1階にあります。「喫茶&スナック」とありますが、喫茶営業はやっていそうにありません。完全100%スナックでしょうね。なんといっても店名が「ピンボケ」ですし。
それ以前に現役なのかも不明ですが。
「ピンボケ」の近くにあります。こちらは現役かつ営業中でしたが、ドアを開けたらママさんが電話中。そのままこっそりとドアを閉じました。
最後に相川の近くで見た『フランダースの犬』的な看板でこの記事を締めくくります。
『フランダースの犬』といえば、門司港の中央市場の「喫茶ひぐち」。まだ入れてなかったな…(-_-;)
«やさぐれ編»の前に、次回は秀逸なマッチの喫茶店「ひなた」の記事。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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