北口にある土日休みの喫茶店に向かう途中、要塞のような建物が見えてきました。
威風堂々。すごい威圧感で只者じゃないオーラがぷんぷん。
スルーできないですよね?
とはいえこの時点では、素敵よりは怪しい。宗教施設かもと疑っていました(^_^;)
山梨放送が入居する、まともな建物でした(笑)。しかも竣工は、高度経済成長期の一番おいしい時代の1966年。
マリトッツォとか、岩田屋珈琲なる気になるワードがチラチラ。これは入るしかない!
ところが入るには入ったのですが、岩田屋珈琲のある2階へ行こうとしたら、エスカレーターの前にロープが張ってあります。なぜ? 守衛さんに聞いてみました。
「月曜と火曜が休みなんですよ」(この日は月曜日)
う~~ん、何かと甲府とはタイミングが嚙み合わない日です。
裏側にも回ってみました。排気口みたいな謎の筒がある。レーダーでも出てきたりして。近未来のSF映画の舞台になりそうな建物でした。
後日調べてみたところ、この山梨文化会館は有名な建築家・丹下健三の設計。
安藤忠雄が設計した近未来感が凄い竜王駅(山梨県甲斐市)を思い出した。
竜王と甲府。距離的にも近く、大物建築家の設計。単なる偶然でしょうか?
こちらが土日休みの喫茶店「薔薇絵亭」。
グーグルによると、営業時間は11時30分~15時。ですが、喫茶店というより普通の家にしか見えません。
店名にちなんだ薔薇の植え込みの中の看板は割れて、電球がむき出し。
たまたま閉まっていて、たまたま看板が割れているだけ、という可能性も捨てきれないのですが、それはあまりにも慎重すぎる考え。常識的に見たら、閉店していると思います(しかし断定はしない)。
秀逸な看板の「みくに画材店」
画材屋らしくパレットなのが素敵。その上、右利きにも左利きにも対応し、裏面は左右逆の看板。
山梨県甲府市武田3-2-18
2014年武田神社のそばの喫茶店「陣」を訪問したのですが、その帰りに見かけて気になっていた「カレーの店ナイル」に再会。
女性向けのセットが3つも。ギャルカレーが気になりますね(笑)。
43年なので、それなりに年季が入っています。
奥にテーブル席もありますが、カウンターメイン。
北口中心の甲府タウンマップが置いてあったので、いただきました。
カレー店にはコーヒーが付きもの。幅広い意味では喫茶店のくくりに入ると思います。
選択肢からギャルカレーはそもそも外しているので、迷うのはレディースカレーセットか女子カレーセット。
正直どう違うのか分からない。そこでより安い方を選び、レディースカレーセットに決定。
(大学の近くのカレー店にしては、全体的に値段が高めなんですよね)
サービスでしょうか? とうもろこしだけ先に出てきました。
結構待って出てきたレディースカレーセット。
これは確かに値段がするだけある。豪華!
真っ先に目が行ったのは葡萄。
葡萄は甲府では大きな意味がある。甲府感が一気に上がります。こういうのが旅情。さすがに甲州ブドウというわけにはいきませんが、座が華やぎます。
デザートはヨーグルト、プリン、コーヒーゼリーの3択。第一希望はプリンでしたが、プリンは切れていました。大体こういうのってプリンが一番人気。食べたいと思っても、「ありません」と言われガッカリする率高し(-_-;)。そこで第二希望のコーヒーゼリー。カレーに合わせてか甘め。
カレーはねっとり系。具の形はありませんでしたが、きっとルーに溶け込んでいるんでしょう。
とても好きな味でした。
食後には焼き芋のサービスも。
お会計のときマスターから「お腹いっぱいになりましたか?」と聞かれました。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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