次は岐阜旅ものを書くつもりでしたが、直前で気が変わりました。甲府シリーズを開始。
前回越谷「プラム」の記事は苛立ちを燃料にして書きましたが、こちらも原動力は同じ(笑)。
甲府の純喫茶にフラれまくったのです。下見も兼ね、頑張って朝7時過ぎに甲府駅に着きましたが、早くも8時前に敗北宣言! 揃いも揃って示し合わせたように、休業の貼り紙が出ていました。
過去何度フラれたか知れやしません。こちらは土日休みなので仕方ないのですが、今回は平日。やっと願いが叶ったと思いきや、「山梨県からの要請に基づき新型コロナウイルス感染拡大防止のため8月14日から8月22日まで休業します」の貼り紙。
文字通り解釈すれば8月23日からは通常通り営業することになりますが、果たしてどうなんでしょう……
こちらもダンと休業期間が同じ。
今回甲府に来た大きな理由の一つは、「ダン」と「ニコラス」の2軒を訪問するため。特にこちらは営業時間も11:30~13:30というハードルの高さなので、とにかく難しい店なのですが、早くも夢はついえました。
(私のように営業時間前に下見をする方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか…)
こちらは逆の意味で驚きです。もうとっくに廃業してると思い込んでいました。休業の貼り紙が出てるということは、現役ということです。
本当かな(^_^;)? これまでにも何度も来てて、運良く「営業中」の札が出てた日もあったけど、ドア閉まってましたし、謎多き喫茶店です。
(コロナ禍の休業要請は、隠れ現役店のあぶり出しにも寄与しています)
おお、こちらが休業とは激しく残念。というのも、甲府で初めて入った喫茶店でもあり、その後も通りかかるといつも営業してたので、久しぶりにこちらで美味しい珈琲でもと思っていたのです。山梨県の要請を聞き入れる喫茶店がこんなに多いとは!
南口で一番近い喫茶店はこちらか六曜館か。駅近ながら人通りの少ない静かな場所にある喫茶店ですが、昨年夏にフラれて未訪問なので今回期待してたのですが、こちらもまた…!
占いというのが引っかかるんですけどね。占い喫茶系は苦手なのです。店主のキャラが濃く圧倒されそうなイメージがあります…エンジェルひみこ
ここまで揃いも揃って休業中とは…もう帰ろうかと思いました。
捨てる神あれば拾う神あり。銀座通りの「カフェ ロッシュ」は山梨県の要請に従いながらも、時間短縮して営業している旨の貼り紙を出してくれます。夜8時までだそうです。本当に神様のように思えてきました。
ただ11時からの営業なので、それまで2時間半あります。
【甲府】カフェ ロッシュ(2021/09/02)
屈辱なんて書いたらドトールに失礼ですね(^_^;)。日常的に結構利用してますし。遠征地であえて入るお店ではないという意味なのですが、これ以上書くとますます藪蛇になりそうなので、このくらいにしておきます。
フォローしておけば、岡島百貨店の中に入ってるという立地の良さ、1・2階の広い店内、電源コードもある利便性。ドトールは使い勝手が良いので、これからもお世話になると思いますのでよろしくお願いします。
忘れてはいけません。甲府といえば「六曜館」。
こちらはなんだかんだで甲府で一番入っています。コロナ禍でも比較的安定して営業していることは、ちょいちょい確認してるので、最後の最後に取っておきました。甲府の締めは「六曜館」で、と。
夕方5時頃ですかね。堂々と店先に「営業中」の看板も出ていました。
正面に回り旅館の「萬集閣」の写真を撮ったり、今年の蔦の絡まり具合に感嘆の声を漏らしながら、外観を惚れ惚れと眺めたり……
駅前銀座のアーチ越に眺めてみたり……
※この時は気づかなかったけど、初めて見たときよりアーチが貧相になってます(参考)
いざ入店!
ドアが開き、中からママさんが出てきました。
「すみません!いつもは8時までやってるんですが、今日は急用ができたので5時で閉めます」
残念は残念ですが、大丈夫。今回の純喫茶巡りはフラれっぱなしでしたが、その代わりに歓楽街の散策が充実しました。悔しいばっかりじゃないんです。めくるめく甲府の街の魅力を再確認した一日でもあります。
次回からしばらく甲府の記事が続きます。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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