これまでずっとスルーし続けてきた甲府北口の喫茶店を初訪問。
山梨県甲府市朝日4丁目6−16
入店をためらった理由がお分かりになるでしょう?
Bigりするほどの大盛なのですね……。
手書きイラストのメニューがぶら下がっています。パート15の右上の2を2乗だと解釈すると225。ひなたの225番目のメニューとかそういう意味ですかね(-_-;)???
そもそも看板にも、「それがひなたのパートメニュー」と書いてありましたが、パートメニューって当たり前に言われてもねえ。少なくとも私は初めて見る用語です。
ハンバーグ250g って、どのくらいの量だろう? あんまりグラム表記する喫茶店はないですよね(^_^;)
意を決して入店。
店内も外観のイメージと同じ。激安スーパーの特売日のような勢いで、手書きのPOPが壁を埋め尽くしています。
スペースが足りないのか、天井からもぶら下がっています。
ここから探すのか。大変だなあ…と戸惑っていると、
テーブルに、分厚いメニューBOOKが置いてありました。
探すのが大変なことに変わりはありません。
もう、なんでもいいや! パラパラと適当にページをめくって、お勧めっぽい目立つ見開きで決定。サービスランチが無難ですかね。
ハンバーグとコロッケなら外すことはなさそうだし、700円と値段もお手頃。
ハンバーグとコロッケがメイン。カップに入ってるのは味噌汁。
これまで大盛が不安でスルーしてたのですが、これなら普通に食べられそう。
うん、食べきれる量。ただ、ハンバーグのソースの味が濃い。最初はいい感じにご飯が進むのですが、途中から飽きてきました。
ビールを飲みながらだと丁度いいかも。って考えたら、本当にそんな気がしてきましたよ。
食堂みたいな内装ですが、ドアのそばにコーヒーの木が置いてあって、ああやっぱりここは喫茶店だな、と安心しました。
パフェもあるようですし。ジョッキパフェが気になります。
本棚には漫画がたくさん。食事をした後ダラダラ長居できそう。
「ひなた」の字のくせが可愛いですね。
漫画にも同じく可愛いクセの「ひなた」のスタンプが押してありました。
昔作ったマッチだとお店の人はおっしゃってましたが、今もこのキャッチコピーは健在ですね。下手すると当時より増えてる可能性も。100以上あったりして…(^_^;)
マッチからは様々な情報が読み取れます。
オギノは道路を挟んで向かいのスーパーマーケットです。
オの字の看板が遠くからも目立っていました。リボンをかけたプレゼントをイメージしてるのでしょうか? 秀逸なデザインですね。
秀逸といえば、こちらも。
可愛い&昭和。マッチの裏(それともこちらが表?)のデザインが素晴らしい!
「コンパ・パーティーはひなたにおまかせ!」
コンパの用語、古い喫茶店の伝票でたまに見かけますが、響きが昭和っぽいですよね。もちろん今も合コンという言葉はあるけど、なんかそれとは少し趣が違うような気がします。いや、一緒か?
オギノから見る「ひなた」の外観。
2階と3階にガラスブロックがはまってますが、「貴方のお部屋」は2階でしたね。団体用の貸し切りスペースだったのでしょう。
「写真サービス」、「カラオケ無料」の文字から、テンションの高さが読み取れます。ステージやミラーボールがあったりして。
1年前、「ひなた」の付近でウロウロしてたら突然こんなパンチの効いた建物に出会い、とても印象に残っています。
「深夜街」というワード。屋上に突き出る怪しい電球。まだ残ってるのだろうか。探してみましたが、朝日という地名だけは覚えていても、正確な住所が分からず。でもあんな目立つ建物だし、すぐ見つかるかと思ったら、全然見つからず><
その代わりといったら変ですけど、「朝日深夜街」どころの騒ぎじゃない、歓楽街の成れの果て(?)みたいな一画にたどり着いてしまいました。ある意味南口以上の衝撃でした。
次回はこちらを紹介して、甲府シリーズを終わりにします。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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