純喫茶チェリーにフラれた衝撃は大きかった。
一気に純喫茶巡りの意欲は失せ、残りの店のことはどうでもよくなってしまった。
これからどうしよう?
とりあえずチェリーのある県道205号線からは離脱し、打吹大通りを歩くと、1軒の婦人服店が目にとまった。
「おしゃれの終着駅フジヤ」
んっ?
安い!! ナウい
ナウい、って! ワザと使ってるんだよね?
「レストラン&喫茶 三日月」
看板は出てるけど、それ以外はすっかり白く塗りつぶされた「珈琲エイト」。廃業だろう。
白壁土蔵群赤瓦への→の方向へ。本町通り。
「橋本出版社」
古書店にしか見えないけど、出版社らしい。
「わたなべ」の看板はレトロだし味があるけど、新しくピカピカで綺麗。
その隣は明治チョコレートと森永キャラメルの看板。
こんなの見たの初めて。相当古そう。
あら、可愛い。
「ファミリア」。これは明らかに廃業。ていうか、やってる店どこもないんじゃないの? シャッター街というより、まるでゴーストタウン。有名観光スポットのすぐ近くなのにねえ。
営業中の店もかろうじてあった、「時計メガネオサキ」。
椅子がミッドセンチュリーぽくて可愛い。
「スナック アイドル」。フォントが素敵。
「カバン ハンドバック たかた」。多治見にもこんな感じのカバン屋さんあったなあ。
このへんから昭和レトロ“風”に雰囲気が変わる。
「純喫茶 庭の窓」
えーー! なにこれ? すごく素敵な看板。出来過ぎてる感じもあるけど。いずれにしても、閉まっていた。
矢吹本店。
なんかレトロはレトロだけど、博物館みたいな感じも。純喫茶庭の窓もだけど、もしやこの一帯は観光客向けに昭和レトロに作りこんだのだろうか?
昭和レトロ“風”は好みじゃないのよね。
白壁土蔵群がすぐ近くにあった。
どうやら『男はつらいよ』のロケ地らしい。
さすがこの辺は観光客でそれなりに賑わっていた。う~~~ん。やっぱり興味持てないなあ。1分で離脱。
ただ薄暗い路地もすぐそばにあり、場末感漂わす「新来軒」という中華料理店もあった。観光客向けではなさそう。
「みのはら時計店」に戻ってきてしまった。打吹大通りと打吹公園通りは平行になっており、この2つの通りを本町通りと白壁土蔵群が繋いでいた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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