島根県であって欲しかった。
入れればいい。店内が普通でもいい。そんな謙虚な気持ちはどこへやら?
手を伸ばせばすぐそこにある32都道府県への欲に目がくらんでしまったが、そう都合良く事は運ばず。ここは鳥取県米子市だった。
鳥取県米子市陰田町651
閉店
ただ位置的にやっぱりおかしいんだよね。確実に島根県側にある。
いいんじゃない?
外観にすべての魅力が吸い取られて、抜け殻になった店内をイメージしていた。また、それでも構わないと思っていた。失礼ながら内装に関してあまり期待してなかったので、あれ、あれ、あれれ? 意外に見どころが多くて歓喜。
もちろん見過ごすべき点はある。テーブルや椅子が普通とか、調味料がテーブルに置いてあったりで食堂っぽいとか、雑然箇所があるとか、そんなこと。
でも、壁の照明は純喫茶してるし、オレンジの椅子で固めたカウンター周りは70年代風。充分純喫茶の雰囲気を保っている。
適度に広いのもポイント高し。国道沿いにある立地から、運送業らしき男性客が食事している姿が目立った。純喫茶というよりは食堂的利用をしている。
店の人の接客もサッパリしたもの。単に忙しいからか、元の性格なのか、それとも通りがかりのドライバーに慣れきってるのか、我々のような一見客に程よく無関心なのが心地良かった。
バスの時間に合わせて、1時間以上過ごしたが快適だった。
時間配分も考え、先にレモンスカッシュだけ注文。果肉たっぷり量たっぷり。
壁に貼ってある冷麺に惹かれ、その後注文。
これは美味しいなあ! 麺がもちもちしてて、具だくさん。麦茶もセットで付いてるけど、水分でお腹がたぷたぷ。
マッチには『県境』の記載有。お店の人も県境が誇らしいのだろう。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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