タイトルそのままのオチ。
5月に初めて訪れた鳥取県鳥取市で「鶴太屋珈琲店」にフラれてしまった。
かなり期待してた店なだけに落胆は激しい。いつか行ける日は来るのだろうか。気持ちの整理をつけるためにも、怨念をここに閉じ込めよう。
タイムスケジュール。
米子空港8:25着(8:05着予定が20分遅れ)
米子空港8:45発⇒米子9:18着(JR境線・米子行)
米子9:50発⇒鳥取10:58着(JR特急スーパーまつかぜ6号・鳥取行)※2両編成
鳥取で割ける時間は1時間。
鳥取駅からはまっすぐアーケード商店街が続く。
途中何軒か喫茶店を通り過ぎると、橋が見えてくる。ここまで10分位かかったかな? 単純なようで駅からは意外と離れていた。
モダンで立派な建物が見えてきて、あれなんだろう? と立ち止まって写真を撮っていたら、「何してんの! 急がないと時間ないよ!」と同行者に怒られた。
それでも懲りずに気になる建物を写真におさめながら早足で店に向かった。
実は念の為に米子駅から鶴太屋珈琲店に電話をかけている。誰も出なかった。開店直後でモーニングのお客さんが殺到して電話が取れないのだろうか。
お店のホームページを確認したが、特に臨時休業のお知らせはなかった。
きっとゴールドタイプなんだ!
鶴太屋珈琲も奈良のゴールドと同じく営業電話に閉口して受話器を上げっぱなしに違いない。
どれだけポジティブなんだろう? 冷静に考えればそんなわけないのに、なぜかこの時はそう思いこんでいた。
ほどなく風格ある煉瓦調の建物が見えてきた。
臨時休業の罠。
ああ……やっぱり。電話に出ないのはこういうわけか。
一瞬で奈落の底に突き落とされた。
ホームページには休みのお知らせはなかったが……。怒りが沸いてきた。
しかも貼り紙の曜日も間違っているのが余計に憎らしい。5月24日、25日は水木になってるが、正しくは木金。私が訪れたのは、金曜日だった。
ここは元々「丸福珈琲店」という老舗の喫茶店だったが閉店してしまい、その後別の方がオープンしたのが「鶴太屋珈琲店」。内装もほぼそのまま引き継がれている。
丸福珈琲店の看板もそのまま残っている。
次こそは電話でしっかりと確認してから訪問しよう。
で、この記事を締めくくるつもりだったが、念の為にネット検索してみると、閉店してる噂ありという情報が出てきた。※真偽のほどは不明
[2018/07/29現在:長期休業中です。閉店の噂あり…(-_-;)]
『とっとりなにたべ』という地元の方が発信するサイトによると、すでに鶴太屋珈琲店の公式ホームページはリンク切れになっており、もしかしたら本当に閉店したのかもしれない。
ちなみに今年の4月に村田商會さんが訪問しており、その時のことを書籍『喫茶店の椅子とテーブル』に書いている。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
Instagram(@emu_kei_)
コメント