倉吉白壁土蔵群と倉吉銀座商店街。
この2つは隣接しているが、観光客は白壁土蔵群に行く。私? もちろんそっちは眼中にない。
「赤瓦・白壁土蔵」のバス停で降りると、素敵に寂れた風景が目の前にあった。純喫茶も散策も、倉吉銀座商店街から開始した。
倉吉銀座商店街と打吹公園通りが直角に交わる交差点。
「岡本みやげ館」。なんとまあ渋い! 塗炭(?)のサビと入口のくすんだ暖簾の絡みが素敵。伊勢の「若草堂」には及ばぬものの、ド昭和なお土産屋さん。色褪せた3色のチューリップライトがぶら下がっていた。写真はNG。
一見やる気がなさそうな店の人に油断してたら、意外にも売りこみが熱心! 日持ちし荷物にならない「山陰の梨ゴーフレット」を購入。
「倉吉銀座商店街振興組合」 明治町1032
風格ある看板建築と「倉吉・打吹天女伝説」というコピーが目を惹く。右(南)に少し歩くと、シュールな目でインパクト大な「みのはら時計店」がある。
倉吉銀座を東に歩くと、ユニークな形をした看板が見えてきた。
「男子専科 まるぶん洋服店」 明治町1029-19
ペンライトの群れみたいなスペーシーなライトに照らされる紳士服。床にはMARUBUNの文字入り。
スペーシーといえばこちらにもう1軒。「洋装店スギヤマ」。
半開きになってるシャッターの陰からマネキン登場。
この洋装店の営業時間は謎めいており、
15:40にもう一度通りかかると、閉まっていた。
しかし18時過ぎには、シャッターフルオープンで営業中。夜が本番か?
売ってる服はおばちゃん向けなのに……。
「純喫茶アロー」。ここでやっと純喫茶が登場。
常連さんがカラオケを歌う、創業1967年の純喫茶。
純喫茶アローからわき道にそれると、ここも銀座商店街の一部。「ミタ写真館」がある。
「あい染のカジュアルウェア―愛・藍 オリジナル みんげいあいあい」
なんとも微妙な店名。ていうか、どこからどこまでが店名なんだろう。写真館の隣にはユニークな形をした店があった。
もっと先まで行くと、通り沿いに喫茶店。本日休業の「喫茶アミューズ」。
ここで再度、銀座通りに戻る。
「お食事&喫茶 和光」
遠くからも目を惹く、昭和臭い矢印とネオンの形跡。
ホテル併設の喫茶店のようだが、すでにホテル自体が廃業している。
今度は西に向かって歩く。
倉吉名物公園だんごの看板。他でもちょこちょこ見かけた。
「銀座茶房」。花壇の花が綺麗。閉まってたけど、まだ現役なのかな~?
「みふね菓子店」という洋菓子店とコーヒーの店が近くにあったが、こちらは明らかに廃業している感じだった。
ここで、ふいに現る「モダン」。
創業年が新しい現代型の喫茶店だが、右から左に書くスタイルやフォントに、昭和レトロファンを意識した作り込みの匂いがし、この場はスルー。
ところが意に反して、実物はとんでもなく素敵だった。それについては別の機会に報告する予定。
「東宝ストア新町店」 新町3丁目1080-1
地元のスーパーだが、ロゴが映画の東宝そっくり。系列店なのでは? 調べてみたら、全然関係ないとのこと。う~~~ん、紛らわしい。
サイトマップでは、倉吉銀座商店街の西端はこの東宝ストアになっていた。
この先にお目当ての純喫茶があるので、さらに西へ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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