私は本当に無知だ。
今治にはラムリンというお菓子があって、それを売ってる「くろふね菓舗」という店の外観がすごく可愛い、そしてラムリンそのものも滅茶苦茶可愛いということを愛媛行き直前に知った。
お菓子に一目惚れするなんて私には滅多にないことなので、純喫茶も行きたいけど、ここも絶対行っておきたい。嗚呼! ラムリン!ラムリン!ラムリン!
愛媛県今治市室屋町4-4-6
2021年6月30日閉店
看板が完璧なる可愛らしさ。形も、色も、フォントも。
店名はくろふね菓舗だが、圧倒的に商品名のラムリンの方がインパクトが強い。
見た目ばかりに目を奪われるが、『全国菓子大博覧会名誉大賞受領』と実力も折り紙つき。
ラムリンって、どんなお菓子だろう?
この看板にはラムネっぽいしゅわしゅわ感が感じられる。ラムリンてラムネのあだ名みたいなものかしら? “きくりん”みたいな…。ビジュアルの可愛さだけに気を取られて、肝心な中身に関しては調査が行き届かなかった。
隅から隅まで外観にうっとりするのはこの辺で、そろそろ入店。
壁にはくろふねのロゴの額装が掛かっている。
こりゃあ、可愛い。ミーハー感丸出しでお店の人に「写真撮ってもいいですか?」と聞くと、「どうぞ」とニッコリ。結構そういうお客さん多いですよ、だって。
明かりは消えてるけど、こんな可愛らしいオレンジのペンダントライトなども。
圧倒的有名なのはラムリンだが、他の和洋菓子もあり、月餅もお勧めらしい。
でもここはやっぱりラムリンでしょう!
少数の小分けのもあったけど、箱の絵柄が可愛くて箱入りのものを購入。
包装紙で包んでくれ、裏側には可愛らしい黒船のシールがぺたり。
包装紙を剥がすと、あのショーケースに並んでいたのと同じ箱。
馬車の絵というのが、特別なお菓子だと思わせてくれる。
箱を開けると、これまた一段と可愛いビジュアルの個別包装。
銀色の馬車の絵が透けて見えるが、これが内側の銀紙。
ラムリンというのは、バター入りカステラをラム酒入りシロップで仕上げたもの。ひたひたのラム酒に浸かってる状態でこぼれ落ちそうなほどだった。
これは嬉しい! 私はサバランなんかも割と好きだし、ブランデー入り(あるいはウィスキー入り)チョコレートなんかも大好きで、お酒を使ったお菓子は大好物。
このラムリンは地方の銘菓としては、私の中でもトップクラスの美味しさだった。
1日1個のつもりだったけど我慢できなくて、あっという間に食べてしまった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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