【留萌】高級純喫茶 ホワイトレディー

純喫茶で最高峰の冠「高級純喫茶

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー1

高級純喫茶 ホワイトレディー

北海道留萌市錦町3丁目2-41

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー2

10時00分。シャッターが開き、電光掲示板には文字が流れていた。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー3

彼女がホワイトレディー。

長いアプローチの末にたどり着く「高級純喫茶」

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー4

通路に椅子がポツンと置いてあるのが謎。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー5

ここが入口だと思いきや、自動ドアが開き。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー6

丸窓が並ぶ通路の奥に「高級純喫茶」がある。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー7

感動のご対面!!!

ホワイトレディーは高嶺の花なので、そう易々と手に入れられぬ。長いアプローチの末にたどり着きました。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー8

気分は最高潮。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー9

ドアノブにかける手も震えます。

5分待っていただけますか?

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー10

入るなりこう言われたんですが、たったの5分(^_^;)?

「コーヒーだけです」

間髪入れず、「大丈夫です!」

全部が小っちゃい、小っちゃい。「高級純喫茶」はもっと高飛車でいいんです。客は下僕なのですから(^_^;)。

店内も高級純喫茶、ふかふかの絨毯とゆったりソファー

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これが高級純喫茶の世界です。

毛足の長い絨毯、座席は全席ゆったりソファー。

体が大きく沈み込む。背筋をまっすぐ伸ばすことが難しいゆったり革張りのソファー。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー20

壁は深い漆黒の闇。鏡であることに気付いたのは、随分経ってからです。

鏡には豪奢な縁取りが施されていました。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー21

しかし豪華一辺倒でないのも高級純喫茶なのです。

優美なモチーフのパーテーションには靴ベラや温度計、はたまた季節外れの風鈴がぶら下がっています。生活の知恵? 単なる装飾ではなく実用的に活用してます。ここが一番行き来が多い動線上なんでしょうね。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー22

隙間からはストーブの煙突も貫通してる。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー23

カウンターの前に車輪の付いたワゴンが置いてありました。実用品でも夢は失っていません。

メニューには飲み物各種、軽食、パフェあり

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー24

入店時に「コーヒーのみ」と告げられたのでコーヒー。電光掲示板に「自家焙煎」の文字が流れていたので自家焙煎珈琲なんでしょう。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー25

庶民的価格の400円でした。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー26

かつてのメニュー表には、トースト、サンドイッチ、パフェ、あんみつもありますが、いつ頃まで提供されていたのでしょうか。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー27

「好きにチャンネルを変えて」とテレビのリモコンを渡されました。

クラシック音楽が似合う店内ですが、実際に流れていたのは音量大きめの昭和歌謡。『東京砂漠』など。

「こういうのを聞く感じのお客さんが多いから…」だそうです。

ホワイトレディーの由来は?

「分からない」

それまでママさんだと思っていた女性よりも高齢の女性が奥から出てきたのですが、弟さんから50年前に引き継いだそうで、その当時店名はすでに「ホワイトレディー」だった。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー28

何故かホッとした。由来を知りたいようで、実は知りたくなかったのだと気づきました。「ホワイトレディー」は皆の心の中で生き続ける想像上の貴人なんだと思います。もしかすると、人間ですらないかもしれない。髪の毛も緑ですし。

以前はもっと広く、2階も客席だった。1日で1000人のお客さんが来店する時代も。今だとひとケタ、多くて二ケタでしょうか(^_^;)? 少なくとも私が滞在した1時間以上他のお客さんは入ってきませんでした。インベーダーゲームを置いてた時は、定期的にまとめてお金を回収すると、300万円入っていたとか。いい時代だな~濡れ手で泡状態ですね。だからこそ、これだけの内装の高級純喫茶が造れた。

留萌・高級純喫茶 ホワイトレディー29

廃線目前で全国から鉄道ファンが留萌本線に殺到しているようですが、さすがにここまで行く人はほとんどいないだろう。

利用金額

  • コーヒー 400円

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