明智の街並みで一番ときめいたのは、うかれ横丁。渡り廊下のある風景。
「アミー」の奥の開け放たれた扉から出ると、目の前に広がる風景が現実離れしてて、白昼夢みたいでした。
地下のはずなのに、地上?
裏口のあるうかれ横丁は正面入口より低い位置にあるのでしょう。不意打ちの目くらまし。
2階を見上げる。
なんか旅館みたいだな、と思っていたのですが、「笹乃家」という旅館でした。
正面入口の看板には、「笹乃家地階」とある。
道理で……。出かける前に「アミー」をネットで調べてたら、この旅館がやたらヒットして、なんで?私が調べたいのは笹乃家じゃなくて「アミー」なんだけどって思ってたけど、オーナーが一緒なんでしょうね。
「アミー」は「笹乃家」という旅館の中にある御休み所という位置づけのようです。
うかれ横丁から見ると、「アミー」は1階に見えるけど、「笹乃家」基準では地下。
塔婆みたいな木の立て看板もあり、消え入りそうな字でメニューも書いてあります。ここでも五平餅。中津川でも恵那でも一回も食べずに終わってしまった。
しかし、もの凄く偶然にも昨日スーパーの催事場で五平餅が売っていたので、迷わず購入。醤油だれのお米と餅の中間みたいな粒々の餅で美味しかった。クセになってしまいそう。一度現地でも食べてみたいです。
なぜ、うかれ横町? 能天気なネーミングです。浮かれポンチ…(^_^;)
牧歌的。田舎の農家みたいな風景もありました。
渡り廊下をくぐり道なりに歩きます。
誰も歩いていない事が更に白昼夢感を盛り上げていました。
ひゃあ~~!なにこれ。素敵じゃないのよ。
現役には見えないけど、廃墟にありがちな悪い意味でのやさぐれ感もなく、長閑で牧歌的。グリルというと洋食店でしょうか。きっとモダンでハイカラな内装だったんでしょうね。しばし妄想タイム……
ドアに貼り紙があります。もしかして少し前まで営業してて、閉店したという貼り紙なのか? 悔しい><
近寄ってみると、疫病退散アマビエのイラスト。これはもう営業しててもしてなくても、このうかれ横丁に欠かせぬ風景なので、このままでいて欲しい。
振り返ると「火気厳禁」の注意。本当に、木造家屋ばかりですから。
緩やかにくねくねした道
隠れん坊した古い看板。
これまで何となく言及を避けてきたけど、横丁じゃなくて横町なの?
うかれ横丁を抜けると夢から醒め、現実に戻りましたが、またも気になる白い建物。
エムケイ
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