【明智】アミー(AMI)

日本大正村、伝説のカフェ。

恵那・明智・アミー1

アミー(AMI)

岐阜県恵那市明智町1270-2

カフェ?純喫茶じゃないの?という声が聞こえてきそうですが、心配しないでください。カフェではなく純喫茶です。

実際、カフェと純喫茶の違いなんて呼び名だけ。呼ぶ人の匙加減ですから。

純喫茶だと思ったら純喫茶(断言)。

恵那・明智・アミー2

しかし、のっけからレーザーカラオケのマークが入った看板><

カフェというよりスナックでは?

でも、ドアに喫茶の文字あるし、昼間だし、コロナ禍でカラオケはお休みだよね、きっと。こういう事に関しては変にポジティブな私。気にせず入っちゃう!

恵那・明智・アミー3

ショーケースの中身が渋可愛い。肝心の食品サンプルがなくて博物館みたいだけど、こういうのも結構好き。

恵那・明智・アミー4

画廊スナック…やっぱりスナック?

恵那・明智・アミー5

カレー推しらしい。

恵那・明智・アミー6

サイケな水玉模様の美しいカーブ。

恵那・明智・アミー7

他では見たことない艶めかしい柄のタイルも。

あまりにも完成された入口にゾクゾクします。

もう、本当に、最高! ドキドキときめきながら、地下へ階段をおりる。

恵那・明智・アミー8

赤いドアが開け放たれています。

入ってみると、店内無人。

お客さんもお店の人も誰もいない。でもカウンター横のテレビではメロドラマ。

地下なのに明るい。なぜ?

恵那・明智・アミー9

奥の扉が開け放たれて、そこから光が射しこんでいたのです。

少し待つと、カウンターの奥からママさん登場。

ハヤシライスを注文。800円はちょっと高いなあ(^_^;)。ドリンクなしだもの。観光地価格ですかね。

恵那・明智・アミー10

普通に美味しい。あっという間に食べてしまった。

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壁には演歌歌手のポスター。この辺がややスナックっぽい。

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店内そのものは想像よりあっさりしてると思った。いや実際にはあっさりなんてしてなくて、純喫茶度の高い店内なのです。写真を見れば分かるよね。盛っていません。このままなのです。

ただ、勝手にどろどろ怪奇的なイメージを持っていました。一旦入ったら抜け出せない蜘蛛の巣に絡めとられる危うげな感じを。前回の記事でも書きましたが、江戸川乱歩的な世界を明智に重ねていました。本を持ってきたくらいですからね。

個人的な期待値に対してのあっさりなのです。

地下へ階段を下る時が一番ワクワクドキドキしてました。

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しかし、奥の扉から外に出た瞬間の衝撃。

恵那・明智・アミー21

なにこれ、別世界!

前回の記事でセットのような街並みと書きましたが、これまではオモチャ、こちらこそが本物です。

出来過ぎたセット、純度高いセット。平行世界という表現がぴったり来ます。

異物が排除され完結した世界がそこにあったのです。白昼夢を見てるようでクラクラしました。

恵那・明智・アミー22 恵那・明智・アミー23

伝説のカフェ「アミー」はタイムトンネルだったのです。

利用金額

  • ハヤシライス 800円
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コメント

coffee sugar

おじさんに囲まれて。
確か5年ほど前でしょうか。明知鉄道に揺られて終点の明智まで旅をしました。
当時は喫茶店よりも「田舎の風景」を求めて旅をしていたように思います。やはり明智の素敵な町並みに私も心を踊らされました!
アミーでは地元のおじさんとお話しながらコーヒーを飲んだことを微かに記憶しています。そんななにげない時間が実はとても貴重なんだと今は感じています。
明智、とても懐かしく、また旅をしたくなりました。エムケイさんが収めた写真を見て、改めてアミーが素晴らしい喫茶店であることに気付かされました♪♪

エムケイ

> coffee sugarさん
こんばんは。
5年前に明智に行かれたんですね。同じく明知鉄道。
明智の街並みは心揺さぶられますよね。
ただ、あの日結構歩いたつもりでしたが、今日ストリートビュー見てたら、歩いてない魅力的な場所がまだあり、非常に悔しい思いをしました。
そう簡単に行ける場所ではないので。

coffee sugarさんは地元のおじさんに囲まれたんですね。
カラオケを歌う人もいらしたんでしょうか?

あと、一つ質問なんですが、私が訪問したのは昨年夏なのですが、食事はカレーとハヤシライスくらいでしたが、裏口を出たら、山菜そばや五平餅と書いたメニューを見つけました。5年前はありましたか?

coffee sugar

食事メニューは・・・
すみません、アミーのメニューが思い出せないんです。
ただ当時は五平餅や山菜そばはメニューになかったかと思います。五平餅が大好きな私なら、迷うことなくコーヒーのお供にそれを注文していたと思います。記憶がはっきりしなくてごめんなさい。

はっきり覚えているのは旅をした翌日がちょうど私の誕生日だったこと、そして旅館の玄関先で浴衣姿の私を写真に収めてもらったことです。自由気ままな一人旅で完全に浮かれていました(笑) 今となってはとてもいい思い出です。 
うかれ横町、やっぱり最高のネーミングですよね!

エムケイ

>coffee sugar さん
こんんばんは。
変な質問してごめんなさい(^_^;)
五平餅や山菜そばの印象がないのなら、やはり当時もなかったんでしょうね。

五平餅お好きなんですね!

私は現地では一切食べてないのですが、つい最近スーパーの催事場で信州あたりの物産展をやってて、そこで五平餅を初めて購入、食べたのですが、これはコーヒーとも合いそう。
いつかどこかの喫茶店で五平餅とコーヒーのセットをいただきたいと思ってます。

coffee sugarさんは「笹乃家」にも泊まったんですね。
うかれ横丁いいネーミングです。
後で調べてみたら、受験生に「受かれ」的な意味もあるとか。
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エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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