今回は曳舟側。
初めて鳩の街通り商店街を歩いた。玉の井と同じくカフェー建築の宝庫だと期待して。
う~~ん(-_-;)???
よくある下町の商店街だけど、それ以上は特に…という感じ。もしかして、メインの通りから見えないわき道に、タイルで装飾した円柱だったり、アール曲線艶めかしいカフェー建築がひっそりと隠れているのだろうか? それとも昔はあったけど、ことごとく取り壊されてしまったのか? (墨田3丁目のスナック恋心みたく)
鳩があちこちにぶら下ってるのは素敵だったけどね。
【追記】この記事をUPしたものの、やはり気になり色々調べて、鳩の街のメインの通りより東の路地にタイル装飾の円柱のあるカフェー建築があることを知り、曳舟駅前のはなやで喫茶した後行ってみました。記事の最後、関連記事にリンク貼りました。
東向島二丁目交差点にある純喫茶「琥珀」。
看板もないし、生気がない。これは……断言はできないけど、あえて断言すると、もう閉店してると思う。
閉店といえば、こちらも。
東向島三丁目交差点から地蔵坂通りに入ってすぐ左手に「暖(ダン)」という喫茶店があった。
雑然としてて家みたいな、ゆるい雰囲気で、壁の大きな「暖」が印象的だった(2016年10月訪問)。
今では跡形もないが、位置的には、この辺だったはず。
「肉の菊屋」と「松本ベーカリー」の両隣の駐車場のスペースが怪しい。建物が無くなると、本当に分からなくなるよね。
それよりも、今はこの飾り気のない外観の「松本ベーカリー」が気になる。
どさくさにまぎれてもう1軒、営業してるか不安な喫茶店を。
「カルディ」 東京都墨田区向島5丁目19−8
こちらを訪れたのは2015年7月。ご覧の通り土日祝は休みで入れなかった。いつか平日休みを取って来ようと思ってたが、それっきりになってしまった。googleで調べたら、閉業になっていた(googleの情報は外れも多いので要確認)。
「カルディ」の近くで撮った写真「松下美容室」、「お茶漬 駒千」。
なんか惹かれるものあるよね? 日本特有の湿っぽい艶めかしさがあって。大体こういう何かありそうな場所にある店には、決まって「お茶漬」なのはなぜ?
地図で確認すると、ここは鳩の街から、まあまあ近かった。冒頭で鳩の街に期待外れと書いたけど、鳩の街通りのメインの通り(狭いけど)じゃなくて、わき道にそれてそれてそれまくったら、今でもこんな素敵な風景が残っているのかもしれない。
「レストラン鳩家」
いきなり夜になってごめんなさい。この辺には何回かに分けて行ってるので、昼になったり夜になったり忙しい(笑)。
鳩の街を思わせる鳩のイラストが素敵。鳩の街は花をくわえているけど、こちらは月桂樹?
3つ並んだ丸いテントと、闇夜に輝くネオンが素敵。
店名に合わせて鳩時計。お土産用のカツサンドの箱も老舗っぽくて素敵。創業は大正4年だとのこと。店内は綺麗で新しい。
店名を冠したハトヤランチは終日注文可。
1つのお皿に、ハンバーグ、海老フライ、ナポリタン、サラダが乗って、お子様ランチみたい。ライスとスープ付。1280円という金額は一見妥当に思われたが、支払いには消費税が付き1408円になる。普段使いには少し高い。
さて、ここまでの位置関係をまとめると、
鳩の街→琥珀→地蔵坂通り(暖)→鳩家→純喫茶キャノン
(googleマップの甲斐キャノン表記が気になる。店主が甲斐さん?)
すべて水戸街道(国道6号線)で繋がっている。
「ジロー」があるのは、水戸街道から枝分かれした曳舟たから通り。東武曳舟駅東口側。
今回思いを残しているのが、東武曳舟駅西口にある「コーヒーショップはなや」。
窓から東武伊勢崎線が眺められ、昼と夜とで雰囲気がガラっと変わる素敵な喫茶店。
ここは今回の動線から外れていたのもあるし、根拠はないが、しばらく大丈夫だろうと思い、見にも行かなかった。しかし、こうやって曳舟~東向島の純喫茶を振り返ると、自分の一番好きな店はここだと確信してしまった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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