鳩の街の迷宮を彷徨い探した艶めかしいタイル。
鳩の街が赤線で、カフェー建築があり艶めかしいタイルがある事は知ってはいた。
でも、だから何?
以前は軽く流していた。それより純喫茶を優先していました。
それがどうですか。ここ何年かカフェー建築とかタイルとか興味がガンガン沸いてます(笑)。
しかし、時すでに遅し。鳩の街のカフェー建築やタイルで私が前のめりになるパンチの効いたデザインのものは残りわずかになってしまった。
ただ僅かでもあるなら見に行かぬ手はない。考えるより先に動く。行動が早いのが自慢な私(笑)。思い立ったが吉日、東武曳舟駅前の「はなや」で喫茶をした後、鳩の街に行き、タイルを探した。
午後2時過ぎ。12月の冬、日が暮れるまで残り時間は少ない。大体この辺だろう? 迷宮になった路地をうろつきながら気持ちは焦る。純喫茶巡りも営業時間との争いですが、散策は日没との争い。
なら、もっと早く動け、って話ですが、私にとってタイルの優先順位はそんなに高くないんですね(^_^;)。
簾で下半分隠れています。隠しているのでしょうか……
思い切って見せて欲しい気持ち半分、隠れてるからこそもっと見たい気持ち半分。青一色なので、若干物足りなさがありますが、円柱の部分にもビッシリタイルが貼ってあるのは壮観。
そして、茶色のタイル。まず茶色一色という時点で地味なんですが、円柱は真っ白っけ。ここも元はタイルが貼ってあったんでしょうね。
そこまで熱心なタイル好きではないので、全然テンション上がりません(-_-;)。
鳩の街、だいぶショボくなったんだな…自業自得とはいえ、タイルに興味を持ったのが遅すぎた。そろそろ切り上げようか。とりあえず日没まで粘るか…ウロウロ迷いに迷い、出会ったのは!
これよ!これ!これぞ赤線!ゾクゾクしました。
ピンクと緑の市松模様は華があります。艶めかしい。
頑張って探した甲斐があります。テンションが一気に上がりました!
歴史的な価値には、そんなに興味ないんです。赤線限らず、遊郭とか、派手でパンチの効いたものじゃないと、頑張って見に行く気がおきません。さっきの青や茶色程度だと、ガッカリ感が否めないのですが、この位凄いとただただ見惚れてしまう。
植木鉢で隠れてますが、市松模様の下は黒のタイル。
複数のパターンがあると、より一層萌えます。
一部剥がれている箇所がありますが、それでも全体的には非常に状態が良い。
定期的にメンテナンスしてたのかな?
隣は空き地でした。
スカイツリーが見える。
青のタイルは相変わらず簾で隠れているものの、残っている。
しかし、一番華のあったピンクと緑の市松模様のタイルは建物ごと無くなっていました。
茶色のタイルは…そんなのもあったね。探す事を忘れていました。
(訪問:2019年12月/後半2枚の青いタイル:2023年2月)
エムケイ
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