東京都杉並区上荻1-6-11
荻窪邪宗門
まるで地震などなかったかのように無事だった。
外だけでなく、中も以前と変わらぬまま。良かった。
仕事帰りに寄ったのですが、中途半端な時間のせいか先客1名のみ。でも、あとからポツポツ入ってきて、いつも通りの邪宗門になった。コーヒーは相変わらず美味しい。
帰りにマダムに、地震で被害がなかったのか聞いてみると、まったくの無傷とのこと。入口の陳列棚なんていろいろガラガラ落ちてきそうなものだけど…。と思い、それも聞いてみた。「大丈夫だったのよ~」と明るい笑顔で返事が返ってきて安心。厨房の中のカップが数個割れた程度だとか。
ここは計画停電の対象外エリア(現時点)なので、いまのところ通常営業してます。
荻窪邪宗門では現在マッチを配布していません。
2008年12月に閉店した国立邪宗門にはとうとう一度も行けませんでしたが、不思議なご縁で、こちらの荻窪店でマッチとショップカードをいただけたので画像を残しておきます。
国立邪宗門 マッチ (2008年12月閉店) ※画像をクリックするとマッチ側面が見れます。
国立邪宗門 ショップカード (2008年12月閉店) ※画像をクリックするとアップになります。
エムケイ
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コメント
mimi
こちらの喫茶店、「荻窪邪宗門」って店名もすごいけど、55年もすごいですね。
コーヒーにブルボンのお菓子(昔よく食べた!)が付いているのが気になりました。スーパーで売ってるようなお菓子を添えてくれる喫茶店ってたまにありますが、ちょっと「ぷぷ」って感じもしますが、こういうの私は嬉しくて癒されます。コーヒーだけでいいところを、ちょっとしたお菓子を添えてくれるのってお客さんへの真心を感じます。
地震の被害が心配で訪問とは…笑っちゃいけないけど、純喫茶を愛するエムケイさんとしてはごく自然な気持ちですよね。
純喫茶と言えば古い建物が多いので、ほんと、地震の被害が心配ですね。そうでなくても減りつつあるのに。。。
閉店前に、というのももちろんですが、今回の地震で自分の体の自由が利くうちに行っとかなきゃって思いましたね。
2011/03/28 URL 編集
masami
まあ、軌跡ですね
あの狭い中に所狭しとお宝がつまれた空間が無事とは、よかった。しかも55周年を迎えられたんですね~
何か月か前に行きました。
古い建物は、しっかりしているんでしょうか
テーブルの上の「ホワイトロリータ」が輝いていますね(笑))
2011/03/28 URL 編集
エムケイ
こちらの店名の邪宗門。最初聞いたときはなんて、オカルトチックでおどろおどろしいんだろう、と思いましたが、北原白秋の詩集からつけた(私はその詩集を知りませんが)だそうです。
珈琲のお菓子は嬉しいですよね。それが、仮に珈琲にはイマイチ合うのか微妙なものであったとしても。
実はこの荻窪邪宗門には7~8年ほど前、まだ純喫茶にそれほど興味はなかった頃、初めて人に連れられてきました。あまりの古さに「ここ地震来たら大丈夫?」とビビッたのが第一印象でした。なので、絶対、確認しに行かなきゃ!と思ってたんですが、無事で良かったです。
本当にただでさえ減っている純喫茶。地震の被害が大きいと営業続けるのは厳しそうですよね。でも、このあと、いくつか安否確認しに行った店はいまのとこどこも無事でした。伊達に長く続けてるわけではなさそうです。
2011/03/29 URL 編集
エムケイ
実際にお店を知ってるmasamiさんならご存知と思いますが、店内の所狭しと置かれたお宝は心配ですよね。
それにしても、古い建物なのにここまで無事なのは奇跡かも。ただ今回の地震、首都圏は建物の古さよりも、埋立地の液状化現象の被害の方が深刻みたいですね…。
ところで、お菓子。ホワイトロリータでしたね。無意識に食べてました(笑)。
2011/03/29 URL 編集