銚子電鉄に乗って本銚子から銚子に戻ってきた。
本銚子のような秘境力はなかったが、銚子駅の駅舎もレトロで見応えがあった。
アールが2つ連なる出入口はトンネルのようだった。
純喫茶にあるような古びたショーケースが3つ。
昭和レトロなグッズがディスプレイ。
こういうのは一歩間違うとわざとらしくなってしまうものだが、センスが良くて単純にいいな~と思った。
「腸に」が気になる。
Rを抜けるとJRのホームへ繋がる。
喫茶店「ポップコーン」
国道沿いにある。途中ヤマサ醤油だったかヒゲタ醤油だったかの工場があり面白そうだったが、それ以外は退屈。心を無にして歩き、やっとのこと到着。こちらでランチ。
手作り料理の店。
「お持ち帰りコーナー ポップコーン」 ここだけ見るとポップコーンのテイクアウト専用窓口に見えちゃう(^_^;)
日替わり和風定食(770円)
ボリュームに仰天! 注文してから随分待ったが、これ見て納得。確かに作るのに時間がかかりそう。
「食べきれなかったら持って帰ってくださいね」とママさん。
このときほどお腹を空かせていて良かったと思ったことはない。とにかく手がかかっている、野菜をふんだんに使っている、そして美味しい。いわしのフライと獅子唐のベーコン巻にかかっていたバジルのソースがすごく美味しい。残さずすっかりいただいた。
ただあとから真面目に考えると、これ純和風ではないよね(笑)? チヂミやラザニアとかあるし。
最後に訪れたのは、銚子駅前の喫茶店「待合室」。
結構お客さんで混み合っていたが、ジャズが流れ、棚には漫画が一杯(巻がバラバラだが)。帰りの電車の時間ギリギリまで過ごした。
≪銚子の純喫茶小ネタ≫
(左)巴琲、(右)トスカーナ
名古屋でよく見かけるパトランプ。東京でもほとんど見かけないのに、なぜかそれよりも遠く離れた銚子にある不思議。たった2軒だが銚子の全喫茶数からすると、高いパトランプ率といえる。
≪あとがき≫
銚子に行くなら一泊しなくてはという思い込みがあり、そこまでして行くのもなあ…とズルズルと先延ばしにしていたが、日帰りでも余裕だった。
心残りは犬吠埼に行けなかったこと、「赤毛のアン」のサンオレが買えなかったこと(売り切れのため)。ぬれせんべいは食べなかったけど、千葉のあちこちで売ってるので悔いはないかな(^_^;)
この後、JRで2回の途中下車をしながら成田まで向かったのだが、なんとこの2回で立ち寄ったところに、とある凄い方と30分の僅差でニアミスしていたことを後日知った。世間は狭い。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
あかりのママ
ポップコーンのマダムはタイ、韓国、台湾などで食べた料理をアレンジしてだしたり、現地の調味料をつかったり、研究熱心です。タイの春雨サラダ、ヤムウンセンはライムを使った本格派でした。銚子の後に成田まで二度も途中下車されたのですね。そちらもとっても気になりますので。レポートお待ちしています。銚子の後さらに別のところに転進されたこと自体すごいと思います。なかなかできないです!
2016/11/13 URL 編集
エムケイ
でも巴琲の場合は、純粋な喫茶の意味ではなく、漁船のランプ、あるいは灯台をイメージしてるのかもしれませんね。
あれ以来、パトランプ感知アンテナ作動してます。
ポップコーンのマダム、研究熱心なんですね。
チヂミがとても美味しかったです。野菜もたっぷり、イカもたくさん使ってました。
銚子の後、2度途中下車したら、行きたかった成田に着いたときは真っ暗。後日成田は別の機会に訪れました。
2016/11/20 URL 編集
あかりのまま
2016/11/25 URL 編集
エムケイ
でも出せる店は珍しいかも。
「青いパパイヤの香り」という映画を思いだしました。
2016/11/27 URL 編集
あかりのまま
2016/11/29 URL 編集
エムケイ
定期的に展示替えしてるのかしら。
2016/12/03 URL 編集
あかりのママ
2017/07/10 URL 編集
エムケイ
>日替わりで和風アジアン料理のランチ
この段階で並みの喫茶店レベルではないですね。きっと根っから料理が好きなんでしょう。
小倉ホットケーキは定番メニュー入りですか。
今川焼風の小倉ホットケーキは珍しい。
2017/07/12 URL 編集