【土浦】ポロン（CAFÉ de POLLON）

北関東最大の風俗街・土浦市桜町２丁目

えーー！　そうなの？

土浦っていえば、学生時代の友人が土浦のとある高校出身で、偏差値が高く東大進学者も多く、親も高級官僚とかそんなばっかりの普通ではない異様な校風だった、とよく言ってた。てっきり国立(くにたち)みたいなお堅い文教エリアだと思い込んでたら、そんな大きな風俗街があるとは。「クイーンシャトー」のある水戸よりも上なのね……(-_-;)。

その話は次回に譲り、今回は喫茶店について。

白のファザードが滑らかにカーブが付いててモダンな外観。

階段の下に、カウンターで使うような背の高い椅子が1脚。

ひれカツがお勧めなのかしら？　1000円オーバーでお値段は高めの定食メニュー。

カクカクの矢印の看板に従い、階段を上り2階へ。

普通なようで普通じゃない良き空間

一見、店内は普通。

ゴージャスでもないし、強烈場末でもないし、可愛いくもない。

でも、実物は写真とは違い、なんかいい。渋くて大人っぽくて、オーラも出ている。色気と言い換えてもいい。

人間でも、造形は普通なのにオーラが凄い人いるけど、喫茶店も同じだと思う。

窓際のテーブル席で寛いでいる男性が立ちあがり、「こちらが暖かいですよ」と奥のテーブル席を勧められた（訪問したのは今年の1月）。ビニールのテーブルクロスがかかっており、めくってみると、古いゲーム機。

BGMはユーミン。店主がファンなのか、純喫茶ではユーミン遭遇率が高い（東川口の「カフェテラス藤」等）。

随所に見られるクラシカルな意匠

蝋で固めた鳥の羽根～♪を付けたイカロスっぽい、神話のレリーフ。

トイレのドアの取っ手も無駄に凝ってるよね。

個人的に一番気になるのは、この謎扉。

剣と盾風のクラシカルなモチーフが意味深だけど、棚にしては奥行きがなく平面的すぎる。

フルーツサンドが美味しい

メニューにあるとつい頼んでしまうものの一つ。フルーツサンドとブレンドコーヒー。

出てくるまで時間がかかってたけど、このフルーツサンド美味しい！

中身のフルーツは、イチゴ、オレンジ、桃。

パンとフルーツとの繋ぎの生クリームが甘さ控えめ。フルーツと一緒に食べて丁度良い甘さ。

コーヒーも美味しかったけど、ここではフルーツサンドの美味しさの方が印象に残っている。

pollonをネット検索してはいけない

「綺麗なの選んでね」。優しいマスターのお言葉に甘え、ブックマッチを2個いただいた。

Ｏの中のごにょごにょしたのは何だろう？　コーヒー豆って感じでもないし。

そうだ！　pollonの意味を調べてみればいいんだ。そしたらOのごにょごにょが何か分かる。

しかし……

ネットで検索してみたら、いくら北関東最大の風俗街だとはいえ、それはあまりにもな意味……（spanish）。何かの間違いだと思いたい。