駒ヶ根、駒ヶ根、といっても、これまでは小町屋。隣駅ね。ここからが駒ヶ根駅。
駒ヶ根は初だけど、駅前風景に妙な既視感。
伊那市と印象がかぶるんだよね。同じ飯田線だから?
それと、やっぱり山。どちらも中央アルプスと南アルプスが背景。どうしても景色が似てしまう。ちなみに駒ヶ根市のキャッチフレーズは「アルプスが二つ映えるまち」。いい事言ってるんだけど、語呂がイマイチだなあ(^_^;)。
見どころはあるような無いような……。昔は賑わったであろう駅前の商店街は、年季の入った歪な建物が並ぶ。良さげではあるけど、健全で少し物足りない。
しかし、健全なのは表向き。わき道にそれると、本性をあらわす。どこも皆同じ(^_^;)。スナックなど夜のお店が集まってて、一瞬風俗店と勘違いさせる「重役室」なんていう店名の高級麻雀クラブなんかもある。
ひとまず表通りは後回し。夜のにおいがする不健全なエリア(?)を歩いてみることにしました。
駒ヶ根市中央24−11
で、これよ!
本当に憶測100%で申し訳ないんだけど、昔は赤線だったのではと過去を妄想させる艶めかしい建物。
間口の斜めに奥まって秘密めいた淫靡な感じとか、壁のペイント、内側にぐりんとRにえぐられた庇とかツッコミどころ満載。これで豆タイルの装飾があれば完璧なんだけどな。惜しい!
ところで、こちら、看板も新しいし、もしかして現役なのかしら?
横から見ると、昔のまま放置されてる廃屋みたいだけどね。
【2023.09追記】「トリスバーレスト」は解体され更地になっています。
長閑な風景で、見通しも良い。こわいお兄さんも立ってないので、うろついてても危険はなさそう。
だよね?
危険かそうでないかの判断はあくまでも勘。
どこでも迷わず入り込んでいるようでいて、実際はそうでもありません。いや~な感じがしたときは、魅力的でも、躊躇なく逃げ出すようにしてます。
喫茶店もありました。小料理屋っぽく見えるけど……。土曜日の午後という一番やってそうな時間帯でしたが、「本日休業」。一体いつなら営業しているのでしょうか。
ここにもソースかつ丼の店もありました。
庇の位置が妙に下すぎるパンチの効いた建物に惹かれたのですが、小町屋の「めいと」で食事をしてから時間が経ってないのでお腹は少しも空いていません。
残念ながらスルー…
と思ったら、すでに閉店していました。
訪れたのは1年前なので、コロナは無関係です。
これも装飾テントの一種でしょうか。はんなりとした和風の装テンが印象的な京染呉服店。
その他グッときたもの。
あれこれ写真撮っていたら、気づいたときには、再び健全な駅前の大通りに戻っていました。伊那の底なし沼ぶりに比べると、あっさり。
和菓子の店「生月」
ふわふわと軽いお菓子を買いました。
斜め向かいの「森文具店」。店構えが立派。
なんと、チューリップライト!
元から真っ白なのか色が抜けたのか分かりませんが、純喫茶風でテンションが上がってしまいました。
次回は、この商店街にある喫茶店「ティーラウンジ ムーミンPaPA」を紹介します。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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