とうとうここまで来たか。
18きっぷで5時間かけて、JR飯田線の伊那市に行った。もちろんお目当ての喫茶店があったからだが、そこに至るまでの風景にもグッときた。
まずホームの風景。
井の頭? 井の頭線じゃなくて? まさかそんなわけないよねと思ったら、伊那で力がある日本酒醸造元らしい。
【追記】「井の頭」ではなく、「井乃頭」が正式な表記でした。以下の文章は全て「井乃頭」で訂正。
こういうローカルな名産品の広告看板もいいよね。旅情がそそられる。
さて駅前。
タクシーにもローカル色が出る。その土地土地で違うので、車体のカラーリングをチェックしてしまう。
駅前ロータリーに並ぶ3軒の古い建物。
真ん中の熱海っぽいやさぐれたビルの地下には、「コーヒー三恵」という喫茶店があった。
階段の上から見ても分かるくらい荒れ果てていたので、相当前に閉店したんだと思う。
パンチが効いた昭和テイストのパチンコ屋。
すでに閉店しているが、隣の小池写真館と横並びの良い眺め。
では喫茶店を目指して、線路に平行した通りを西へ。
ホームから見えた井乃頭と再会。
伊那市を歩いてると、この井乃頭の名前をほうぼうで見かける。コーヒーも地元の会社が強かったりするけど(静岡のトミヤ等)、日本酒も同じなのだろう。
踏切を越え南下すると天竜川がある。水の豊富さが日本酒の醸造に有利なのかしら?
またもや気になる場末な風景。
肉屋さん
丸みを帯びたショーケースが素敵。ファザードの「肉」もね(笑)。
派手な蔵と思ったら、「吾路」という比較的新しい喫茶店があった。冒険してる感じもするし面白そうだけど、今回はスルー。
艶めかしいピンクの「千田」。
ほらね、また会ったよ。
酒屋の看板にも、大きく「井乃頭」。この後も居酒屋などの看板でもたびたび見かけるので、伊那の日本酒は井乃頭が牛耳っている、と断定。
タイルが素敵な田中病院。
アパート。傘の干し方が斬新だな~
「スナック喫茶 ポッケ」に到着。
本命は別にあるけど、まず先にこちらに入店。次の記事で紹介。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
まつや
そして 伊那市で生まれた 伊那市だけのローカルフードに 出会いました。
そなわち「ローメン」です。いまでも盛んに食べられれいるようです。
焼きそばとラーメン の中間のような 麺で。
せっかくの機会なので 滞在中は毎日 食べました。
2019/09/09 URL 編集
エムケイ
ローメンは当時からあったんですね。驚きです。
てっきりここ10年のご当地ブームで作られたものだと思ってました。
お返事が遅れましたが、スナック喫茶ポッケで初ローメンをいただきました。
苦手でした(笑)。
伊那市では喫茶店にローメンがあることが多いみたいですね。
この後で入った、「やません・門」という店でも、ローメンを食べてるお客さんを見ました。
2019/09/17 URL 編集