宇佐美駅前から国道135号線に向かってカラフルな庇が歩道沿いに連なる。
今回はこの商店街について。
後から調べたところ、「駅前商誠会」という実直な名前だった。
「珈琲の店サン」も一部。
午後1時前に本日終了の札でフラれたことは前回報告済。しかしそれも無理のない状況。
そもそも人がいな~~い!
これはあまりにも寂しい>< たしかに無人駅ではあるけれども。
それでもサン以外にも喫茶店をもちらほら見かけた。
駅出てすぐには、「喫茶と食事やまふじ」という食堂兼喫茶あり。
商店街と店の隙間を自前(?)の庇で補うW庇状態。
タバコ売り場も併設。サンにフラれたことだしここに入るのも手だが、ドア開けっ放しのガラス張りで中が丸見え。やはり純喫茶というものは、ある程度の敷居の高さや秘密めいた雰囲気が欲しい。些細な事だが、一番搾りののぼりの存在も入店をためらわせた。
「珈琲 奈児利庵」という当て字表記の店もあり。ランタナの花が綺麗。
喫茶は諦め、次の電車まで商店街散策で時間を潰すことに決めた(この後は伊東に行く予定)。
んんっ? この2軒ちょっといい感じ。
向かって左がいとう理容舘。理容院じゃなくて理容舘なのが珍しい。
右がウサミ美容室。
この時計と一体化した看板が妙に懐かしい。下では抽象オブジェみたいなのがくるくる回っていた。
時計といえば、こちらも。小中学校の校舎を思い出させる飾り気のない丸い時計。チャイムが聞こえてきそうな感じ。
そしてこちら男子専科。要は紳士服店のこと。
古い商店街でよく見かけるが、他に男性専科、男専という表記も見かける。でも、なんで男子ばかりなの? 女子専科、女性専科、女専なんて見たことない。
それにしてもシャッター率が高い。
中にはアートなシャッターも紛れていた。
夜空でスカイダイビング? 巣鴨のスカイのパーテーションを思い出してしまった。
2階との絡みが気になるクリーニングサニー。
配線や電化製品の設置すべてをお任せできそうな、町の電気屋さん。ここで商店街はお終い。
この先は国道135号線。道路に沿って宇佐美海水浴場がある。
エムケイ
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コメント
T
宇佐美駅前のこの商店街も、昭和の時間が止まっているようでとても素敵ですね。
普段の日だからシャッターだらけかと思ったけれど、マスターが普段からこんな感じだよと言っていたので、きっと海水浴場やっていたころは賑やかだったのでしょうか。
珈琲の店サン、営業していたけれど自分はアリスで時間使ってしまったので今回は入れず残念…いつか行けたら行ってみようと思います。
2020/06/08 URL 編集
エムケイ
この商店街は何度か行きましたが、夏の土日でも閉まった店だらけでした。
1軒、靴屋だったかな? 覚えてないんですけど、床とか照明とか可愛い昭和な店がありました。
とても素敵なので、「写真は?」と聞いたら、きっぱりお断りされました。
どこもそうだと思いますが、人が多い観光地でも、目と鼻の先の商店街はみんな無い物としてスルーしてますよね。
「珈琲の店サン」。こちらもとても素敵でしたよ。
たしか午前中のみのごく短い時間しか営業してないみたいですよ。
2020/06/10 URL 編集