【越谷】プラム

今年のお盆は東京のコロナ感染者が酷いことになってるので帰省もできず、ならこっそり１８きっぷで喫茶店巡りでも…と思ったのに、こっちはこっちで全国的な豪雨で出かけられやしない＞＜

こんな事になるなら、モデルナ２回目を今やりたい。副反応すごいんでしょ？　１回目も丸一日使い物にならないほどだったけど、あれ以上なんでしょ？　心置きなく引きこもれる今なら大歓迎なのに！

ってことで、本当はお盆明けに書く予定だったプラムの記事。苛立ちを燃料にして、繰り上げ更新しています。

まずは外観から。

テントの色を見れば分かるだろう？ということでしょうか。店名は消えています。

一応看板はありますが、趣味のガーデニングに追いやられています。軽食と喫茶の間の点が★なのが地味にツボ。

外観写真を撮るタイミングが悪かった。この写真は帰りに撮ったもの。

入る前だと、店内から店主に見られ警戒されることをおそれたからなのですが、実際は超フレンドリーなマスターが見送りをしてくれたので、本来の「入りにくさ」が薄れた写真になっています。

「ここ、入っていいのだろうか？」と躊躇する外観が本来の姿。

一回通り過ぎ、戻ってきてから、「営業中」の札だけを心の拠り所にし、おそるおそるドアを開けたのです(^_^;)。

じゃん、店内↓↓↓

ひえ～～！

なんなの、このレトロ可愛さは！

ポップでキッチュな魅力がギュギュっと詰まっています。

キャーー！４色ライト

緑、オレンジ、青、黄色。形は丸ですが、この進化系がチューリップライトだと思ってます。

こういうライト、純喫茶でありがちですが、４色揃ってるのは珍しい。

アメリカのスーパーマーケットで売ってた合成着色料こってりのドギツイ色のキャンディーを思い出しまいました。舐めると舌がべっとりその色に染まるあれ。

花のステッカー！

カウンターのクオリティーが超高い。

完全にノックアウト。

「エスカルゴ」は洗練された大人の空間でしたが、こちらは無邪気な子供の遊び場。

造花がいっぱい。童心に帰り、ワイワイキャッキャ。マダム＆バブリーな雰囲気を盛り上げる生花も素敵ですが、造花にはまがい物が持つチープさが溢れています。そこが非常に純喫茶っぽいと思ってる。

壁には大きな店名入りメニュー。

やたら種類がありますが、全部できるのだろうか？　じっくり読み込むと、ジンフィズやコークハイといったアルコールメニューもかなりあります。童心に帰ってお酒を飲むのですね！

しかし店内には誰もいません。

営業中…なんだよね？　なんとなく奥が自宅っぽいので、このまま待ってみます。カウンターの奥をじっと眺めていると……

ギャッ！

ドアが開いて外からマスターが入ってきました。開けっ放しで出かけてたのかな(^_^;)？

さて、お楽しみの喫茶タイム。

「こっちに座りなよ」

真ん中のテーブルに座るよう促されます。大きなメニュー表のそばの席です。

では、何を注文しようか。改めてメニュー表を眺めていると、

「コーヒーにする？　それともアイスコーヒー？」

メニューにはあっても、できないものが多いパターンと察し(笑)。

アイスコーヒー？　いえコーラです。

「コーラなら」と言いながら出してくれたので、やはりできるものは少なそうです(笑)

分厚くて固い煎餅をどっさりサービスしてくれました。

カウンターの中からマスターにたっぷり話しかけられました。話しかけられすぎてほとんど忘れていますが、唯一しっかりと覚えてることがあります。

「東日本大震災からは節電で電気を消している」

そっとライトアップ。

可愛らしさからムーディーな大人の姿へ華麗に変身。