【池袋】喫茶・パーラー　フェニックス　（閉店）

その理由は場所。

西口の東武ホープセンター、ノースゾーンの端の端のそば、西口広場出口への階段の下という、池袋を比較的よく利用する私でも滅多に（というか全然）行かない、地味で目立たない場所にある。

そもそもホープセンター自体、長い間足を踏み入れていないのだが。

ところが先日読者の方より７月２０日にこちらが閉店すると教えていただき、じわじわと記憶が甦り、慌てて駆け付けたのだった。

看板のデザインは結構カッコいい。色合い、３本のストライプ、斜めに傾くフェニックスの字体。コーヒーカップは意味深で、回転してるように見える。

向かって右の食品サンプルケースも昭和感を醸し出している。

看板とお揃いの店名ロゴ入り。

ドリンク、パフェ、甘味、洋食と喫茶オールジャンル揃った、レストラン喫茶的なメニュー構成。

店内は古いのか新しいのか判別し難いが、私には８０年代以降の店に思えた。

それほど特徴のない内装だが、ツートーンの三角模様のテーブルにはパーラー感が出ている。

分煙化されており、壁側の禁煙席に通された。

食事をするほど空腹ではなかったが、飲み物だけでは寂しい。チョコレートパフェを頼んでみた。780円という値段は決して安くはないが、最後なので奮発。

あらら・・・イメージと少し違うかも＾＾；

これパフェグラスじゃないよね。飲み物との兼用かしら。まあ、いいか。

中身はチョコレートアイスが主体。コーンフレークで底上げしていないのは嬉しいが、フルーツもバナナ主体というのもあり味が単調だった。

コースターは鳥のイラスト。もしや不死鳥（フェニックス）？　んっ？それとも魚？

若い女性が１人で入ってきて、両替をお願いしていた（お客ではない）。「コインロッカーを使いたいので」と女子の口調は強気。それって自己都合なんじゃ？と思ったが、店主らしき男性が快く応じていたのが印象的。