中軽井沢で降り、一直線に「茶房 マリヤ」に向かった。
長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢16-17
遠くからでも、ハッとするオーラ。
この貫禄は只者じゃない。
観光地なのに、一見を寄せ付けない感じ。窓なんて真っ暗だしね。純喫茶慣れした今でも、こういう閉鎖的な店に入るのは少し緊張する。ドキドキしながら入店。
明るい!
あの威圧感はなんだったの? 嘘みたいに晴れやか。 スモークの力って、凄い。
これぞ求めていた店!
軽井沢らしい、優雅な避暑地のムード。それも観光客向けのテンションの高い軽井沢じゃなくて、裏軽井沢的(?)な、ナチュラルな感じ。
品が良くて、でも渋い。モダンな感じだけど、気取りはなく。
壁は大きな世界地図。コーヒーの産地を示しているのだね。こういうのは、夢がある。
角をとった八角形の小さな机には、可憐なスズランの花。
爽やかな風が吹いてきそう。
メニューはドリンク中心。珈琲専門店なので、コーヒーのメニューが多い。ブレンド、ストレート各種、バリエーションコーヒー。 紅茶も多数。リプトンもあるけど…? リプトンってあのリプトン? ティーバッグなのかな。 まさかね(笑)。
ここは軽井沢の治外法権なのか。全体的に値段が安い。
軽井沢はどこもね…高くて高くて。理解はしてても、とにかく高い。安いのは単純に嬉しい。
コーヒー推しみたいだし、やっぱりコーヒーにしよう。ブレンドは、店名を冠したマリヤブレンド、イタリアン、アメリカンの3種類ある。
お店のお勧めだと思われる、マリヤブレンド(400円)を注文。
出てくるまで時間がかかっていた。きちんと淹れてる証拠だ。
さらっとした透き通った酸味が、自然に染み込んでくる。とても好きな味。
これで400円なんだから、軽井沢の適正価格が分からなくなる。そもそもそんな事イチイチ考える人は軽井沢に来るなって話かもしれないが(^_^;)。
私がマッチを貰うのは、ほとんどがお会計の後。気まずくなることも多いので、去り際にと思っている。(だから、大抵私のマッチ写真は店の外)こちらはレジの前に置いてあった。
看板と同じ紫色のブックマッチ。
建物の脇の日陰で、スズランの花が咲いていた。
マッチを開くと、曜日ごとのサービスコーヒーが記載。
この日は土曜日。本来ならモカだが、壁に掛かっていた本日のサービス品はコロンビアだった。
エムケイ
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コメント
coffee sugar
「茶房 マリヤ」いいですね!エムケイさんの「裏軽井沢的」という表現がピッタリ。
過剰な演出のない、それでいてしっかりと個性が表れている内装が素敵です!
壁の世界地図は、コーヒーの産地が黒く塗られているのでしょうか。何だか楽しい♪
テーブルの白と仕切りの白がさわやかですね!
いつの日か軽井沢の風景を楽しみながら、ゆっくりコーヒーを飲みたいなあ~♪
2019/08/09 URL 編集
エムケイ
観光客向けでなく、地元客向けくらいの意味です。
黒塗りはやっぱり珈琲の産地ですよね?
茶色に黒ではあまりに目立たないので、考え過ぎ?
色が剥げたのかなとも思いました。
2019/08/15 URL 編集