小見川にも何軒かの候補はあり。
わざわざ訪れるほどの価値があるかは別として……
行かないとモヤモヤするから。
それだけの理由で小見川に来たような気がする。
小見川駅前から、県道259号線沿いの商店街風の通りを歩いていると、
ひな人形の店が2軒。多くない?
ローカルフードの店「小見川の味 すゞめ焼」という看板。
すゞめ焼って何だろう? 素通りしちゃった……。
地図だと、こちらだけど……。
さっきまでこの上を電車が走ってたけど、こんな所歩いて大丈夫なのかな? 川に落ちやしないかとドキドキしながら、そっと線路の下をくぐる。
道…じゃない気がする。なんか凄いとこ来ちゃったなあ。
地図通りに来ただけなんだけどね。
やっとまともな道に出た。
喫茶店みたいな建物があって、「シャレード」という看板。
でもこれは喫茶店じゃなかった。たしかカラオケとか踊るとかスナック的な店じゃなかったかな?
ここからは、ただ寂れてるだけの面白みのない風景が延々と続く。途中で、事前にチェックしていた「オリーブ」という喫茶店を見かけたけど、先に「24丸昇」に行きたかったので素通り。
「さかえ食堂」という中華料理の食堂に出会う。
土地が安いからか、贅沢に横長な建物が目を惹く。営業時間前(?)なのか、暖簾が内側に入ったままだった。
同じ敷地内の隣は、コの字型に同じ形の店がずらりと並ぶ。
スナック街なのかな? たしか木更津の祇園あたりにも、こんな感じのスナック街があった。
「のんびり茶屋 花びら」
変な方向に妄想ふくらます店名…(-_-;)
すぐにお目当ての「24丸昇」が見えてきた。自動販売機で買ったあんトーストを食べる。
あんトーストだけじゃ足りないので、さっき素通りした「オリーブ」にてランチを。
バランス良い、女子向けなワンプレートのランチ盛り、スープとお茶。
マッチ、紙ナプキン、箸袋の店名入りグッズ。
「ご自由にお持ちください」のマッチコーナーが入り口にあった。
お腹は満たされた。でも、なんだろう。この物足りさは。気持ちの問題だろうか?
悩みつつも、せっかく小見川まで来たことだし、遺恨を残さないためにも、気力を振り絞って候補の最後の1軒に向かう。
ひたすーーーら、味気ない風景にうんざりしながら辿り着いたのがこちら。
「シェルブール」
隣は小見川自動車教習所。こんな辺鄙な場所に喫茶店があるのも、教習生や教官が来ることを当て込んでのことだろう。
しかし、ポストの後ろの小さな「営業中」はあるものの閉まったまま。
休みなのか、すでに閉店してるのかは不明。
これで小見川には思い残すことなし。駅方面に引き返した。
小見川幹部交番入口の交差点に立つ、「居酒屋 駒子」。
建物崩壊危険 通行注意
とっくの昔に閉店したみたいだけど、近未来チックなのに柱はクラシカルな神殿調というギャップ。ゴージャスな内装なのかも? 覗き込んでみたけど、真っ暗で何も見えなかった。
一体どんな店だったんだろう。
どうにもさえない喫茶店探訪だったが、最後にビシッと小見川を締めるべく「純喫茶 光洋」へ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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