初めての東村山。
なぜ? 自分でも意外。東村山市をかすっている秋津駅は、JR武蔵野線の乗り換えで何度も利用しているのに、東村山駅そのものに行ったことはなかった。国分寺から西武線ですぐなのにね。
これまでの空白期間を埋めるべく、3回に分け、東村山に足を運んだ。
東京都東村山市本町2-3-73
まずは駅前の喫茶店「珈琲・喫茶 ゆーもあ」。
余裕の姿勢で気取って「まずは」なんて書いてみたが、単純にこの日は祝日で他の店にフラれたからというのが真相。
駅前ロータリーからわき道にそれた路地。整体や居酒屋などゴチャゴチャした並びにまぎれている。
色のせいか、先頭につく謎のビックリマークのせいか、平仮名のせいか分からないけど、喫茶店ぽくない!
「ゆー」のせいかな? 一瞬スーパー銭湯かも、と思ってみたり。
大きな看板の下にオマケみたく付いてるサブ的な子看板は、ちょっとユニークだけどね……
新しい店なのかな(-_-;)。ドアが最近のものだよね?
結構広い店だった。
パーテーションを境に分煙されており、禁煙席に座った。ガラガラだった。一方喫煙席側は盛況で、タバコの煙がモクモク。
この店の前に、もしかしたら営業してるかもと期待してた食堂にフラれたので、メニューを眺め、何か食べられるものを探した。目にとまったのはイタリアンスパゲティー。
イタリアンは絶対的な定義はなく、地域や店ごとで全然違う。
一般的には、名古屋だと鉄板にとき卵を敷いたケチャップ味のスパゲティー、大阪だとケチャップ味のスパゲティー(ナポリタン)だったりする。東京だと、名古屋式の鉄板ナポリタンと塩味のスパゲティーの2パターン。どちらが出てくるのか謎。
この日の私の気分はケチャップ味のスパゲティー、いわゆるナポリタンだった。
お店の人に確認すると、「エビとか入ってて塩味」のものだという。
そっちね…。イタリアンはやめて、大人しくナポリタンを注文。
※こちらではナポリタンとイタリアンの2種類あった。
普通に美味しい。ただ、ドリンクなしで830円だったので、割高に感じた。
レジではコーヒー豆を売っていた。
伝票とマッチ箱はお揃いの店名入り。
新しく見えたが、改装しただけで古い店なのかもしれない。
マッチの裏面には、川越店の電話番号の記載もあった。場所は、東武東上線の川越市駅前。今はないよね。
同じ並びに「グリム館」という喫茶店があるので、駅に戻りがてらついでにチェックしてみたところ…
昨年12月30日に閉店した、という貼り紙。
小川店は引き続き営業を続ける、とのこと。
路地の入口にあるビルの2階がグリム館だったのだろうか。
ところで、小川にグリム館なんてあったっけ?
調べてみると、どうやら駅前にあるらしい。小川駅には何度も行ってるのに、全然記憶なし。
どうせだから、と西武線に乗り、小川に向かった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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