この時期、純喫茶巡りに丸一日を費やせるのは月に一回あるかどうかだったため、8月の猛暑、時間を惜しむように横浜市内を回った。
鶴見、馬車道、伊勢佐木長者町と回り、暑さと冷房の温度差に体が参りかけ、もう終わりにしてこのまま帰ろうと日ノ出町駅に向かう途中、「ティーパーラ 和良比」に出会った。
神奈川県横浜市中区長者町8-136
この辺りは飲み屋が並ぶエリアなので、遠目には、「喫茶店のような、そうでないような、スナックもしれない、それともやはり喫茶店か!?」と喫茶かスナックか判断に迷った。
近寄ると庇にティーパーラ、看板には喫茶の文字が入っていたため、入店することにした。
想像以上に正統派の喫茶店の内装だった。
ただ、かなり年季が入っており全体的に煤けていた。パーテーションを手で握るとガタンと揺れた。少し雑然ともしている。それでもこの界隈で純喫茶は決して多くはないので、とても貴重に思えた。
壁には蝶々で作った絵が飾ってあった。私は蝶々が昆虫類の中で一番苦手なため、ビクンとしてすぐ目をそらした。
※実際どの位私が蝶々を苦手というか恐怖しているかというと、
⇒どうしても知りたい前世の謎?(あたし・主婦の頭の中)
メニューにはナポリタンなど食事系もあった。
暑いので迷うことなくアイスコーヒー。ふりふりの縁のグラスが可愛い。
おじいちゃんマスターが椅子に座ってテレビの野球中継を見ていた。
(訪問:2012年8月18日)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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