【大師前】かどや(甘味・軽食)

西新井大師にある甘味処「かどや」。

力強い大きな字で、かどや。角にあるから、かどや。創業が大正時代という超老舗店である。

かどや

かどや

東京都足立区西新井1-7-12

かどや かどや

なぜ側面は「かどや」が右寄せなんだろう? 左が空白なだけに気になる。

かどや かどや かどや

暖簾をくぐると、無骨なテーブルと微妙に色合いが異なるパイプ椅子が並ぶ、昭和の食堂的光景。天然の涼やかな風が吹きこむ。

かどや

なぜか補修はハート。

かどや

店内にはメニューが壁いっぱいに張り出されており、その中には注意書きが張り出されてあった。

  • 一人一品以上注文すること ⇒当たり前
  • 代金は品物と引き換えに ⇒食い逃げ防止?
  • 酒類は取り扱っておりません ⇒焼きそばとビール合いそうなのに残念。
  • 持ち込み飲食はご遠慮願います ⇒そういう非常識な客がいたのだろうか?

かどや

夏と言えば冷やし中華。1つ頼んだ。2人だったので分けて食べるつもりだったが、割り箸が2つ付いてきたものの、取り皿は出てこなかったのでお店の人に求めると、キティちゃんのイラスト入りのお茶碗を渡された。子供用!?

冷やし中華は好きだが、古い店で時々とても酸っぱいときがある。これがとても苦手。それだけを懸念していたが、こちらは甘目でとても美味しかった。あっという間に平らげ、いっそ何か別に追加しようと思ったが、食後は食後でかき氷が待っている。

同行者はメロン、私は宇治金時。

かどや

この軽やかな氷の質感、この濃い緑具合。見た目裏切ることなし。ふんわり軽い食感の氷に沁みこむ抹茶らしい味。これは美味しい! 多治見のヒヨコの美味しさにだいぶ近づいた。

肝心の準主役級の金時は底に隠れていた。甘さを引き立てるためか、塩味がきいている。思ったよりも底にびっしりと沈んでおり、お腹にずっしりきた。

やはり冷やし中華は1つで正解だったのだ。

最後にお店とは関係ないひとり言。純喫茶の開拓は東京よりも地方なのか!? 地方に行くしかないのか!? あるいは身近な小さな喜びをコツコツ積み重ね大きな喜びに変換するポジティブシンキングを身につけるべきなのか!? そんなことを思う日々である。

利用金額

  • 冷し中華 700円
  • かき氷(宇治金時) 550円

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