大泉学園で行き先に困ったら、アンを思い出してほしい。
本当に駅にごくごく近い喫茶店。席もそこそこあり、メニュー豊富、使い勝手が極めて良い。雰囲気は庶民的で明るく、妙に落ち着ける。
東京都練馬区東大泉1-30-3
立地は良いのになんとなく見つけづらい店ってあるが、ここもそんな感じかも。
カーブを曲がったところで、予告もなく、ライトアップしたショーケースにいきなり出くわす。
ランチセットは11:00~15:00頃。「頃」に愛を感じる。
土日祝はラストまでとの表記あり。日曜日だったので、夕方近くも全然OKだった。
階段わきのライトが少しレトロフューチャーぽい。
ANではなくUN。フランス語のun,deux,trois・・・(アン、ドゥ、トロワ)とかからきてるのかしら?
天井にランダムに並んだライトが個性的。このタイプは他では見たことがない。
窓が多く明るい店内は広々している。壁には西洋絵画のジグソーパズルがたくさん飾ってあった。
ギャルチックなキラキラ可愛らしいのれん。マダム手作りで、材料はストローだとか。
レジのそばにはキラキラのデコ電卓も置いてあった。
ナポリタンは結構好きな味。
嬉しいオリジナル伝票。
これは別の日。かき氷(宇治金時)
今年の夏から私の中で宇治金時ブームが始まった。多治見のヒヨコで食べたのが非常に美味しかったのだ。
ただ残念ながらこちらは氷が随分と荒い粒だった。嗚呼、多治見は遠くなりにけり。
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純喫茶好きとはいっても未訪問の店を優先しがちで、なかなか再訪問は叶わない。ところがこの日運悪くも西武線に人身事故が起き、大泉学園から動けなくなってしまった。大泉学園には非常に気になる喫茶店が他に2軒あるが、どちらにも振られ、「あそこなら絶対やってるはず!」ですぐ思い浮かんだのがアンだった。
案の定営業中、店内充分賑わっていた。こういう安定感も喫茶店にはとても大切なことなんじゃないか、とつくづく思った。
店を出て駅に着いたときにはすっかり電車は復旧していた。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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