和歌山ぶらぶら(3)東ぶらくり丁からわき道にそれた歓楽街

ここからが佳境。

和歌山ぶらぶら1

佳境っていうか、怪しいというか、怪しい。

廃業した地階喫茶「蘭」/スマートボール「ニューホープ」

和歌山ぶらぶら2

嵐の前の静けさ。のっけから享楽の匂い漂わす風景。ああ大阪に行かないで和歌山を選んで良かった。和歌山にはまだ未知の秘めたる魅力があります。

和歌山ぶらぶら3

「喫茶蘭」ですって! もうやってなさそうだけど、ドギツイ豪華な純喫茶を想像します。

和歌山ぶらぶら4

蘭は地階にあったようです。

和歌山ぶらぶら5

スマートボール「ニューホープ」

和歌山ぶらぶら6

いつから貼ってるのでしょうか? 「しばらく休業します」

「女子寮」に誘われわき道にそれる

和歌山ぶらぶら7

わき道をチラっと見ると、「女子寮」

この通りがそういう歓楽街だという事を瞬時に察知。

和歌山ぶらぶら8

食堂もありますが、一見客がのこのこ入っても大丈夫なのでしょうか(-_-;)???

和歌山ぶらぶら9

「ロイヤルクイーン」なんて店もあります。

和歌山ぶらぶら10

「ショーパブ ダンシングレディ」。レディが踊るショーパブなんでしょうか(そのままですが…)?

和歌山ぶらぶら11

意外にも「和歌山グリーンホテル」なんていう普通のビジネスホテルっぽいホテルもあり、この角を右に曲がったところ……!

人魚のレリーフが見事な「エンペラー」

和歌山ぶらぶら12

少し奥まったオーラを放つ一画。

和歌山ぶらぶら13

これはさっき川越しに見た「エンペラー」ではないですか!

建物には大きな女性のレリーフ。人魚!

ラブホテルだと思い込んでましたが、特殊浴場でした。そして、うっかりしてたのですが、川向いから見える「エンペラー」の屋上看板に「トルコ」の文字がある事を後から知るのです。時すでに遅し…!

角度が悪かったのかしら? それとも、もう削り落としてしまったのだろうか? 「トルコ」の字なんて見てない…(T T)

和歌山ぶらぶら14

「エンペラー」の手前には「コーヒー軽食イワハシ」という喫茶店がありました。

もしや情報喫茶???

こんな歓楽街ど真ん中にあるんだから普通の喫茶店じゃないだろう。この時は一帯の雰囲気に飲み込まれ、安易にそう結論づけてしまったのですが、情報喫茶とは決めつけられないと後に知るのです。

和歌山ぶらぶら15

すぐ斜め向かいに艶めかしげな曲線使いの建物があったのですが、あまりにもひっそりとしてるので、この先は「もう終わってるんだろう」と決めつけ近寄りもしなかったのですが、実は右手に「喫茶竹垣」があったのです。

歓楽街の純喫茶「竹垣」

和歌山ぶらぶら16 和歌山ぶらぶら17

2016年11月に訪れていますが、情報喫茶とは無関係の大人びた素敵な純喫茶でした。

【和歌山】喫茶軽食 竹垣(2017/06/29)

定休日で気配が消えていたので、すっかり見落としてました(-_-;)。

和歌山ぶらぶら18

和歌山弁でしょうか? 「あがらにいらんで暴力団」の標語を掲げる「新通商店街」。

和歌山ぶらぶら19

謎のわき道。興味本位で立ち入るにはディープ過ぎるし、「落下物注意」という物理的にも危ない貼り紙がありますし、遠目に見て立ち去りました。

盛り上がったのは「エンペラー」までかな…段々と風景がやさぐれて、気持ちが荒んでしまった。もう充分(-_-;)。

東ぶらくり丁に戻る

和歌山ぶらぶら20

ぶらくり丁はわき道にドキドキが潜んでいる事を知った一日。

喫茶パラダイス

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また? みその商店街にも「喫茶パラダイス」はあったけど、東ぶらくり丁にも別の「喫茶パラダイス」。フォントが違うから関係はなさそう。

でも、無関係だとしたら、それほど離れてない場所で、「喫茶パラダイス」が2軒あるなんて紛らわしいですよね。絶対間違う。和歌山の人はよっぽどパラダイス好きなんでしょうか。

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基本シャッター通りですが、装飾テントがインパクトある「グリーンストア ひらまつ」「井戸くだもの」「久保糸」など見どころもそこそこあり。

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東ぶらくり丁を出ると、吹き抜けに螺旋階段が華やかな「パルファン」なるビルもあり。かつてこの辺りは相当な大歓楽街だったんでしょうね。

今回で和歌山ぶらぶらは終わり。気分が乗ったら、和歌山旅1日目をいつか書きます。

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コメント

SHIHO

エンペラー周辺は怪しすぎて近づいたことがありません(^o^;)
こんな立派な人魚がいたとは…。
(今度見に行ってみよう…)
女子寮の通りは歩いたことあるんですが、福井食堂は至って普通の食堂ですよ☆

喫茶イワハシは淫靡な空気が漂ってますね。ドアがなぜショッキングピンクなのか…(^^;)開ける勇気がありません。

『あがらにいらんで暴力団』笑
あが→我が。
あがら→我がら。
『私たちにはいらないよ暴力団』ですね☆

他の地域でもありがちですが、荒廃した繁華街を目の当たりにすると最初はおぉっ!となりますが、だんだんと気持ちが荒んでしまいますよね…。

コロムビアのある海南駅周辺も、それはそれは栄えてたんです。
有田市民の私から見ると海南市&和歌山市は大都会な印象が残ってます(´ー`)

エムケイ

>SHIHO さん
SHIHOさんも「エンペラー」周辺は近づいた事なかったんですね(笑)
運良く(?)客引きの人も立ってなかったので、超急いで人魚の写真を撮りました。
甲府の「スチワーデス」、水戸の歓楽街なんかも、気のせいかコロナ禍になってから、普段いるはずの客引きの姿が見えなくなったような気がします。

「福井食堂」は普通の食堂ですか(笑)?
今度和歌山で食事をするとしたら、ここに入ろうと思います。

喫茶イワハシ、やっぱり淫靡ですよね?
ドアのショッキングピンクは…ですよね?
もしこれがマジックミラーのドアだったら、急いでその場を離れます。
シンプルすぎる外観がかえって近寄りがたい。

『あがらにいらんで暴力団』の意味の解説ありがとうございます。

荒廃した歓楽街は最初は楽しいんですが、だんだんとね。
だからかな、一見興味深い廃墟探訪も、積極的にはなれません。

コロムビアのある海南駅周辺も昔は栄えていたんですね?
もっと早く行けば良かった。
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エムケイ

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当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。

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