郡山では念願の純喫茶モナミを訪問でき大満足。
その後ドンモナミ、クレイバーグと2軒の純喫茶をハシゴした。まだそんなに遅い時間ではないけども、青春18きっぷ利用の身。帰りの電車のことを考えると、そうゆっくりはしていられない。まだ郡山では行きたい喫茶店が何軒かあるが、そんなものは無かったことにしようと言い聞かせ、そそくさと郡山を後にした。
JR東北本線須賀川で途中下車し散策、行き同様またもや黒磯で乗り換え、宇都宮の何個か手前の氏家という駅で途中下車し、「珈琲専科 木曜館」を目指した。
栃木県さくら市氏家2436
氏家駅東口を出るとすぐ「フェニックス」という喫茶店もあり、こちらも営業中だったが、中の様子がある程度見えてしまったことに満足しスルー。
10分ほど歩いたろうか、途中くねくねとカーブした道を進むと、いかにも珈琲専門店然とした店がそこにあった。
純喫茶の店名の冠で珈琲専門店というのはありがちで、実際には言うほど珈琲専門店っぽくないケースも多く、さほど恐れることなしに普通の純喫茶として入店しているが、こちらは本物。
入口からコーヒーの香りを漂わせているし、焙煎機もある。
店内はまさに珈琲一色。薄暗くて珈琲豆が並んでて、ぶら下がっている緑のペンダントライトが凄くいい感じ。と同時に物が一杯で少し雑然としてもいた。
その色々ある物の陰から、こだわりのラーメン屋みたいな風貌の男性がひょっこり顔を出し、一瞬ひるんだ。引き返した方がよくないか? 半分気持ちは後ずさりしていたが、こわもての店主はにっこりと笑い、「あちらはどうですか?」と別室に通された。
怒られはしなかった(何もしてないけどホッ)。
さっきのコーヒー一色の空間よりこちらの方が広い。そして明るい。
こちらも色々物があり、純喫茶度だけで言うと、最初見た薄暗い空間の方が良いのだけど、今更それを言うのも……。
なぜかお雛様が飾ってある謎テイスト。
できるものはコーヒーのみで、それも濃いものか普通のものか薄いものかの指定をしたら、その通りのものを出してくれるという。
もう何軒もの店でコーヒーを飲んでるので濃いのは無理。普通のをお願いした気がする。味は普通に美味しかったような気がするが、それも定かではない。
訪問してから随分経ってるため、記憶が混濁している。この記事一体何のために書いているのだろう? 少なくとも正確な情報発信ではもはやない。
そう、何のためかというと、この日の経路というか足取りをブログという場に残しておきたかったのだ。郡山でモナミに行き、その帰りに氏家で途中下車し、木曜館という喫茶店に入ったということが書きたいだけなのである。
あと、店主が気さくで優しいことと、緑のライトが幻想的で素敵だったことも。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
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