本当こんなとき車があったらとつくづく思う。
「ボンジュール」は地図で見ると、紀伊田辺と芳養の中間に位置する。東京の生ぬるい感覚で、自転車だしなんとか行けるだろうみたいな勢いで来たら、想像以上に遠くきつかった。
和歌山県田辺市明洋1丁目2-10
途中で道を間違えたのもそれに拍車をかけた。
熊野街道? 海に来てしまった。ここで30分ロス。
何だかんだで無事ボンジュールに到着。
広さは中ぐらい。窓のアールと天井のシャンデリアが純喫茶的。高齢の女性と若い女性の2人がカウンターにいたが、家族経営といった雰囲気。
ちょうど日が沈みかけ、西日が窓から真っ直ぐ差し込み、眩しさで目がくらんだ。
カフェインフリーな飲み物で、レモンスカッシュ(私的には定番)。
おばあちゃんマダムが「これあげる」とお菓子をテーブルに置いていった。和菓子のようなものにブルーベリーソースがかかっていた。ありがたくいただく。
BGMはアップテンポなR&B。
眩しかったのも束の間。みるみるうちに太陽が沈んでいった。
マッチがあるか訊くとちょっと探してきますと若い方の女性が奥に消えた。経験上このパターンはある(笑)。案の定冷蔵庫と同じ字体のマッチをいただき、大満足。
統計はとっていないが、東京よりも和歌山の方がマッチある率が2倍位高い。今回も相当数いただいた。発掘されず眠ったままの在庫が多いのではないか。
純喫茶のために東京から来たと話したが、「へー。そうなんですか」。2人ともキョトンとしていたのが面白かった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント