【高円寺】なかむら珈琲店

わき道にそれて……
高円寺北口の住宅地にある「なかむら珈琲店」を訪問。

なかむら珈琲店

なかむら珈琲店

東京都杉並区高円寺北3-31-21

高円寺には数多くの商店街があるが、ここはそのどこでもなく完全な住宅街。純喫茶巡りを始めたばかりの頃に、道に迷って偶然出会った純喫茶である。ただ、そのときなぜか「これは喫茶店ではない」と勝手に思い込み、どうやってこの迷路から抜けるかそればかり考え、通り過ぎた。

後に純喫茶であると確認し改めて訪問したのだった。

なかむら珈琲店

それからさらに数年経ち、日曜日の昼間、純喫茶好きな方をお連れしての再訪問。さすがにこの立地には驚いていたようだった。

なかむら珈琲店 なかむら珈琲店 なかむら珈琲店

茶系ながら内装は凝っている。抽象画のような壁の装飾には想像力を掻き立てられる。

穏やかな雰囲気のマダムは犬好きなのか、犬用メニューがあった。もしや愛犬家御用達純喫茶なのだろうか?

なかむら珈琲店

先客はなくカウンターにはママさんだけ。以前来たとき埋まっていて座れなかった念願の窓際席へ。

ここはモーニングが午後1時までで、値段はなんと300円!

そしてブレンドコーヒーは250円!

阿佐ヶ谷の「珈司」といい、西荻窪の「プロティア」といい、この「なかむら珈琲店」といい、休日に快速が止らない駅に限って、世の物価という概念を完全に置き忘れた純喫茶がある。中央線に一度住んだら他には住めないとよく言われるが、それも納得。

なかむら珈琲店

コーヒーはサイフォンで淹れているらしい。スッキリしていてとても美味しい。同じく北口の「珈琲専門店ボニー」の珈琲と味が似ている気がする。

なかむら珈琲店 なかむら珈琲店

休日の午後だというのに、ずっとお客は我々だけだけだった。

利用金額

  • マイルドコーヒー 250円

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コメント

たらぶぅ

こんにちは。
ほぼ毎日、犬連れでここに通っている者です。
日本で最初(?)の犬喫茶らしいですよ(^^

エムケイ

>たらぶぅさん
コメントありがとうございます!
まさか常連さんからコメントいただけるとは!
とても光栄です。犬連れで通っているのですね。

日本で最初の犬喫茶ですか!
すごい情報です。

紅茶っちゃ

コーヒー飲めない(泣)
コーヒーを飲むと、お腹が下って大変なわたくし。だから、喫茶店めぐりはなかなかできません。が、じっくり読書したい時と、手紙を書きたい時は喫茶店に入ったりします。オーダーは紅茶かカフェオレ。地元、北区の赤羽にある「梅の木」行かれましたか。あの店、植物に囲まれているのは相変わらずですが、店の自動ドアが開く度に、天井に吊られている天使のオブジェが上がったり下がったりするのに気が付かれましたか?もっと以前は、天使じゃなくて鳩だったみたいです。愛鳩家としてはそっちの方が良かった。10年程前、JR東中野駅の、新宿寄りの線路沿いにある「珈琲館」のマスターはVシネマの主人公みたいですが、気さくで話しやすいですよ。グリーンのロゴの系列店ではありませんのでご安心を。

エムケイ

>紅茶っちゃさん
コーヒーお腹くだる、は分かる気も。刺激が強いのでしょう。

梅の木は赤羽2店、浅草橋行ってます。十条だけ行ってません。
別館の天使のオブジェ上がったり下がったりは、有った気もしますが、記憶から飛んでます。
赤羽といえば梅の木ありですね。

東中野の珈琲館。知ってますよ。
入ったことはありませんが、Vシネマの主人公みたいなマスター?
チンピラっぽい感じとかでしょうか?

紅茶っちゃ

青森県には行かれてないですか?
度々っす。そーなんですよ。東中野の珈琲館のマスターはチン○ラかと思っちゃいました。リーゼントにラメ入ってましたから。もう10年経ったから髪型変えたかしら?本当は2時間以上利用する場合、もう一杯ドリンクオーダーしなきゃいけないのでしたが、客が私1人だったので、もう一杯をただにしてもらっちゃいました。真剣に手紙書いていたせいでしょうか。話は変わって、青森県に行く機会がありましたら、青森市内の喫茶店「マロン」と「クレオパトラ」へ行って下さい。マロンはジャマイカンカレー。クレオパトラはアップルパイが私は好きです。内装は、クレオパトラはその店名どおり。マロンは…行ってからのお楽しみ!

エムケイ

>紅茶っちゃさん
東中野珈琲館のマスター。
10年前からリーゼントなんですか?
たしか今も同じだと思います。ラメは分かりませんが。

青森はまだ行ってませんね。
行きたいのですが、新幹線でも青森となるとかなり遠いのですよ。
マロン、クレオパトラですね。
いつか行きたいと思います。

珈琲太郎

No title
当方、高円寺在住歴四半世紀を超えましたが未だ知らない喫茶店に最近遭遇し、驚いております。
こちらのブログで知った「あほうどり」へ、ちょっと前に行ってまいりました。半分壊れたジュークボックスで聴くフランク・シナトラや山口百恵はヤバかったです。

そして、きのう、友人たちとたまたま裏路地を探索していて見つけたのがこの「なかむら」でした。住宅街の中にポツンと建つ姿はなんだかキツネにつままれたようでした。当然、こちらのブログでも紹介済みだろうと思い、今、覗かせていただいたところです。
メニューの安さに驚きましたが、まったりとしたいい時間を過ごすことができました。

かしこ

エムケイ

> 珈琲太郎 さん
「あほうどり」に行かれたのですね。
たしか私が訪問したときはジュークボックス壊れていたのですが、フランク・シナトラや山口百恵が流れてくるとは!

そして、こちら「なかむら珈琲」にも。
私は随分前高円寺を歩き回って道に迷ったところで偶然見付け、そのとき思ったのは「家?」でした(笑)。
当時は純喫茶慣れしていなく、入る勇気がなくスルーしてました。

まさに隠れ家ですよね。
値段の安さには本当に驚きます。

珈琲太郎

No title
「あほうどり」のジュークボックス、100円で3曲かけられるのですが、指定した曲と別な曲がかかったり、同じ曲を何回もリピートしたり、レコードの回転速度が怪しかったりで大変でしたが(笑)、非常に味わい深い音で鳴るんですよ。あんな心に沁みたシナトラの山口百恵の歌は初めてでした。調子が悪くなるたびにいちいち店主がジュークボックスを開けて直してくれました。インベーダーゲームを手掛ける前のタイトーはジュークボックス専門の会社だったそうで、あの店の機械もその時代のものだと店主が語っておられました。ジュークボックスの中を初めて見せてもらいましたがドーナツ盤がケナゲにくるくる回る姿はちょっと感動でした。

店内の海をモチーフ(?)にしたインテリアも僕のストライクゾーンでした。高円寺のにぎわいとは一線を画すちょっとうらぶれた商店街の道端で夜の闇にぼーっと浮かび上がる「あほうどり」の看板が灯台の明かりのようにも見えてきました。

またいつか寄港したいと思います。

エムケイ

>珈琲太郎 さん
あほうどりのジュークボックス100円で3曲ですか。
たしかどこかの喫茶店では1曲100円だったので安いですね。

でも指定した曲とは別な曲が流れたり、なかなか怪しい動きをするのですね(笑)。

>高円寺のにぎわいとは一線を画すちょっとうらぶれた商店街の道端で夜の闇にぼーっと浮かび上がる「あほうどり」の看板が灯台の明かりのようにも見えてきました。

そうそう、そんな感じなんです。私が初めてこの店に出会ったときのことが鮮やかによみがえります。

インスタグラムの写真も拝見しました。
知ってる店、場所などがたくさんありましたが、別の場所のようにも感じられました。

ユートーモ

高円寺の話題なのでこちらに。


吉祥寺から中野辺りまでの住宅街には、突然出現する喫茶店が有りますよね。
私の家は、阿佐ヶ谷と荻窪の中間点くらいに在ったので、阿佐ヶ谷と荻窪の喫茶店は
良くい行きましたが、高円寺は守備範囲から外れていました。
でも、一軒だけ南口にあった「笹」という店には通っていました。
店主の笹倉さんは、脱サラで喫茶店を経営。
ご自身で焙煎はしませんが、北口に現存する「さわや」という焙煎業者に自分が指定した焙煎をしてもらい、それを自身でブレンドした珈琲をペーパードリップで1杯ずつ淹れていました。
カウンター7席、テーブル席1卓の店で、正面の棚には色々なカップが並んでいて、
指定したカップで飲むことも出来ました。
ブレンドの種類もたくさんで、オリジナル、笹スペシャル、赤いバラ、黒いバラ等々。
記憶に残っているだけでもかなりありました。

昭和が終わるころ、マスターが体調を崩されて閉店してしまいました。
もし、ご存命だとしても89歳ですから復活は無理ですね。

でも、店の権利や道具等一式を女性に譲られたと聞きました。
その店は現在も営業中で、名を「ポピンズ」というそうです。
食べログで写真を見ましたが、「笹」の面影も少し残っています。

エムケイ

>ユートーモさん
高円寺南口に「笹」という喫茶店があったんですね。
初めて聞く店名ですが、なんとなく高円寺の喫茶店らしからぬ店名という気がします。
どういうのが高円寺らしいかと聞かれると、はっきりした定義はないのですが。

店主の名前が由来なんですね。
「なかむら珈琲」みたく名字をひらがなにするパターンもあれば、一部のみ店名にするのが「笹」なんですね。

>笹スペシャル、赤いバラ、黒いバラ

ブレンドコーヒーの名称が洒落てますね。
笹スペシャルは分かるけど、赤いバラ、黒いバラはひと癖ありますね。
どことなく夜のお店が集まるエリアにあって、飲んだ後に喫茶店という店っぽいイメージ。

店の権利や道具一式を女性に譲り、それが「ポピンズ」。
それは凄い情報です。「ポピンズ」は随分前一度入ったことがありますが、カウンターの存在感が強い店でした。
美味しかったという記憶がありますが、一度きりなのであまり覚えてません。
もしかして「ポピンズ」の前世(?)が「笹」だったんでしょうか。
また行ってみます。

ユートーモ

仰る通り
「ポピンズ」の前身が「笹」で間違いないハズです。

私は「ポピンズ」には入ったことは無いのですが、写真で見る限り珈琲カップが
並んでいる棚は、「笹」と変わりないです。

黒いバラも赤いバラも苦味系のブレンドですが、黒いバラは絹の舌触り、赤いバラは木綿の舌触りと表現されていました。

他に、日没以降カップル限定で提供された、フレイミング珈琲もありました。

エムケイ

>ユートーモ さん
ユートーモさんが書いていただいた「笹」の店内風景、「ポピンズ」そのままかもしれないですね。
日没以降カップル限定のコーヒーもあったんですか。
遊び心のある店主さんだったんでしょうね。
非公開コメント

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エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。

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