有名じゃないけど良かった、と教えてもらっていた喫茶店を訪問。
鞍馬口にある「喫茶 麒麟」。
京都府京都市北区小山南上総町1-2
和風な灯篭と見ながらでないと書けない難しい漢字の麒麟という店名が京都らしい。
細長く急な階段を上って2階へ。
家っぽい? 雑然としてる? 暗い?
瞬時にはなぜお勧めされたのか飲みこめなかったけども、薄暗い店内に目が慣れてくると、純喫茶ポイントがじわじわと炙り出されてきた。
天井の模様、壁のクロス、照明。飾ってある車の写真もカッコ良い。
もっと整理整頓したら相当いい感じになりそう。全体が眺められそうな壁際の席に座ると目に入ったのは、
ミラーボール。
必然性はないが、あると嬉しい。
椅子の上には猫のクッション。
ますます家っぽいな~ なんて思いながら1センチしか隙間がない胃袋に紅茶を流し込んでいると、猫クッションの陰から動く物体。
アッ! あーーー!
今時では珍しいパッきりした三毛猫。
急いで追いかけると奥に逃げ込んでしまった。あああああ~~~
お店のママさんに「猫が、三毛猫が」と訴えると、奥に探しに行ってくれたのだけど、連れてきたのはさっきの三毛猫ではなく艶々のキジトラ。
なかなかワイルドに店内駆け回る猫で、遊びたいのになかなか捕まらない!
そのくせママさんが食品用トレイにかつお節を入れたら、猫まっしぐら。一目散に駆け寄ってくるではないか。
接客そっちのけで一心不乱に貪り食っていていたのを横から撫でさせてもらった。
ピコ太郎とか呼ばれてたけど、なぜその名前?
1歳なのだという。
麒麟よりも猫の印象が強い喫茶店だった。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
雪翁
よく知っている お店です。
というのは 私は鞍馬口の予備校に 通っていたのですよ。
駅の すぐそばに予備校が あったのですが 残念ながら 2009年頃に
閉校しました。
ところで猿楽町のカフェ・デ・プリマベーラにも行かれたようですね。
久しく行ってませんでしたが先週 何年ぶりかで 行って参りました。
隠れ家いたいな ひっそりとした お店ですね。
京都にも 知る人ぞ知る という「岡崎コーヒーショツプ」というのが
あります。永観堂の近くで タクシーの運転手さんの たまりば のような
お店です。
2018/06/04 URL 編集
エムケイ
> ところで猿楽町のカフェ・デ・プリマベーラにも行かれたようですね。
> 久しく行ってませんでしたが先週 何年ぶりかで 行って参りました。
> 隠れ家いたいな ひっそりとした お店ですね。
プリマベーラには2・3回訪問しました。
隠れ家みたいな洞窟みたいな独特のしっとりした雰囲気が素敵です。
> 京都にも 知る人ぞ知る という「岡崎コーヒーショツプ」というのが
> あります。永観堂の近くで タクシーの運転手さんの たまりば のような
> お店です。
「岡崎コーヒーショツプ」は知りませんでした。
調べてみました。なんか良い雰囲気ですね。行ってみたいです。
2018/06/06 URL 編集
ヤマザキ
麒麟の話でなくて大変恐縮なのですが、上の方のコメントを見て「岡崎コーヒーショップ」に行ってきました。
小さな店ですが、私的にはパーフェクトな素敵過ぎる店でした。
また京都にいらっしゃる機会があれば、是非。
2019/03/13 URL 編集
エムケイ
行かれましたか~
私も行きたいと思ってる店です。
次に京都行くときは絶対行きます!
2019/03/15 URL 編集