【紀伊田辺】べる・かんと

ここでやっと駅に戻る。紀伊田辺駅前の「べる・かんと」に入店。

尋常ならざる数の純喫茶に入りながらもコーヒーをほとんど飲んでこなかったのは、ここのため。

特急くろしおの発車時刻までコーヒーを飲んで待つこととしよう。

べる・かんと

べる・かんと

和歌山県田辺市湊961-5

べる・かんと

べる・かんと

なんで夜なのに明るいのかというツッコミはなしで。

べる・かんと

べる・かんと

ん?んんんんーー? なんか想像してた感じと違うんだけど。

なんていうか、ピカピカ綺麗で比較的最近改装した感じの内装。あ~これはちょっと好みと違うかも。テンションが下がった。

しかもさほど広くはない店内の大部分を占める男衆。何かの会合らしく、主催者の挨拶をしている場面。これは貸切? そうだ貸切に違いない、そうだそうだ、ごめんなさい貸切なのに入っちゃってまた来ます、と店を出ようとしたら、独特の個性的な雰囲気のマスターより、「大丈夫ですよ、どうぞ」。

促されて入口付近のテーブルに座る。まあ、いっか。

べる・かんと

コーヒーはさすがに本格派。これまで控えていたので美味しくいただけた。カップとソーサーにロゴがないのは残念だが、今は入ってるところも少ないのでこれも仕方ないかも。

特急の時間までまだ間があったが、それまで駅前をぶらぶらしてもいいかなと少し早めに店を出ようとお会計をしたところ、「どこから来たのですか?」。

一見こだわりの強そうな一筋縄でいかなそうなマスターから気さくに話しかけられてビックリ! せっかくだし時間まで話していこう。

私が東京から来たというと、荻窪邪宗門に最近行った話、国立、三鷹等中央線の話題が出た。マスターは昔中央線沿線に住んでいたことがあるらしく、そのあたりはとても思い出が詰まっているのだという。実は私もそのへん地域に関しては結構知ってますよ、な感じで、結構話は盛り上がり楽しかった。

紀伊田辺で相当な数の純喫茶に入り、なにか足りない、なんか満足できない、というモヤモヤを抱え、自己嫌悪に陥ったりで、純喫茶巡りそのものに疑問を持つようになった1日なので、なんか心がすっとしたというか、ああこれを求めていたんだなと気持ちが軽くなった。

想像以上に話好きのマスターで話は途切れない(笑)。私も決して嫌いではないので、時間さえ許せばあと何時間でもおつきあいしたいところ。ただ、残念ながら特急の時刻が刻一刻と迫っている。後ろ髪を引かれ、振り切るように、「時間なので!また来ます!」と店を出た。

ところが、慌てて駅に行くと、「白浜で人身事故があったため25分遅れています」とのアナウンス。うーーー。時間が・・・どうしよう?

紀伊田辺駅前・弁慶像

駅前の弁慶を見上げる。もう2度と来れない可能性もあるわけだし、残していた最後の1軒に入ることにした。

次こそ紀伊田辺編最終回。

利用金額

  • ブレンドコーヒー 370円

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