【熱海】レストラン フルヤ (1)

気づいたら夏は終わり、今は秋なのか冬なのか。とにかく寒い。なんだかな、もう。

今年は夏に青春18きっぷで、何度も熱海に行きました。途中下車もしょっちゅうした。せめて夏を思い出して、気分だけでも南国ムードに浸りたい。…ということで、まだUPしてない熱海&その周辺純喫茶を少しづつUPしていこうと思います。

まずは熱海駅前。「レストラン フルヤ」。

外観

レストラン フルヤ

静岡県熱海市田原本町8-9 (JR熱海駅前)

「レストラン」といっても、ナポリタンやオムライス、ポークジンジャー等庶民的な洋食メニューが中心。入口のショーケースにはパフェ、クリームソーダ等喫茶メニューも結構あり、喫茶利用も可。レストラン喫茶という呼び名が一番しっくりくる。

どのくらい古いのかはわかりませんが、パッと見、60年代風外観。そして中も…。

入口

レジ、1階客席、その奥にお店のおばあちゃん。そして2階へは吹きぬけ。螺旋階段。やっぱり60年代風。

螺旋階段

階段に絡む造花は、いかにも合成っぽいプラスチック。イマドキのリアルタイプよりレトロである。

2階1 照明 床の模様

2階からは熱海駅前ロータリーがよく見える素晴らしい立地。

吹きぬけ空間に垂れ下がった照明がいまではとてもお目にかかれない大胆なデザイン。青い天井、床の幾何学模様といい、どこまで60年代を語り継いだ内装なんだろう。

テーブルにはおみくじが置いてあった。

さて注文である。

メニュー

実は最初からレストランのつもりでなく、喫茶店感覚で入ったので、飲物を注文した。レモンスカッシュを。この空間にはコーヒーよりふさわしい気がしたので。

レモンスカッシュ

ちょっと濁ってて見にくいですが、赤いサクランボもゆらゆらしてます。

私がひとりで寂しそうに見えたのか、お店の女性から、「よかったらこちらの雑誌読んでもいいですよ」と話しかけられた。せっかくなので、熱海のオススメを質問してみた。すると親切に割引券や熱海の花火大会のチラシなども探してくれた。「もし熱海城に行くなら、1階のレジに割引券ありますよ」と言ってくれたり。

そういえば、熱海では他のお店の方もみんなフレンドリーで親切だった。

お店を出た後、駅前ロータリーにある無料足湯に入ったのだが、ここでも他の人からフレンドリーに話しかけられた。


熱海駅前足湯 家康の湯

家康の湯1 家康の湯2

無料でもあるし、駅前という便の良い場所なので、常に人でぎっしりいっぱいだった。順番待ちをする人もいるくらい。何度も熱海に行って、とうとう1回しか入れなかった。数分おきに岩間から湯気がブシューと噴出します。

利用金額

  • レモンスカッシュ 500円
スポンサーリンク

コメント

ponpondaria

すごく平凡なようで平凡ではないお店ですね。
床の模様やテーブル、イス、灰皿が、私が生まれる
前の60年代を思い出して妙に懐かしいです。
なんだかドラマチック・・・・。
夏の名残りを十分満喫しました。

ところでレモンスカッシュにストローが二本入ってるのは
熱海のお約束でしょうか。

エムケイ

>ponpondariaさん
平凡なようで平凡でない、には同感です。
60年代の内装は古く懐かしくもありますが、
今見ると新しくもあり。
流行は一回りするというけど、
60年代は今後何回りもしそうですよね。

逆に少し前の90年代の流行って復活するのだろうか?と思います。
ワンレン・ボディコン・立ち上げた前髪…(笑)。

レモンスカッシュですが、白い方がストローで、
青い方はマドラーなんですよ。
濁ってて見えないですが、先っぽがゴルフのクラブみたくなってます。

純喫茶にぃ

よそのブログで外観写真見て一目ぼれした店です、ここ。
オレンジと白のカラフルな屋根にやられたもので。
そのブログでは店内まではわからなかったので、密かにエムケイさんに期待してました。
必ずやここが出てくるの違いない!と。

レストランとはいってもやっぱり純喫茶だったんですね!
レストランと純喫茶を足してで割ったような感じでしょうか。
特に螺旋階段があると大幅に純喫茶度があがるように感じるのはなぜでしょうね?
やはり60年代純喫茶でないとあり得ないものだからでしょうか。

まあ、それ以前に60年代となるとさすがに古すぎて
全然イメージがつかないのが純喫茶好きとしてお恥ずかしい話です。

エムケイ

>純喫茶にぃさん
おぉ~~!!! 外観に一目惚れ、分かります。
私も熱海駅に降り立って、「あれは絶対に入ろう」って思いました。
オレンジと白のストライプは大胆過ぎて、
今は一歩間違うとダサくなりかねないとこですが、
いい感じにレトロな味わいになってますよね。

外観がお気に召したなら中もきっと気に入ると思います。
イメージ通りの内装でした。

レストランというより、圧倒的に純喫茶風でした。
私のイメージでは「パーラー フルヤ」って感じです。
(勝手に店名を捻じ曲げてます・笑)

螺旋階段は重要ですね。これがあるかないかでだいぶ変わる。
ないと画竜点睛を欠くというか。

実を言うと、60年代という言葉をたびたび使ってますが、
あんまりよく分かっていない(笑)。
高度成長期を連想するくらいで。60年代と70年代の違いは?
と問われるとお手上げです。80年代とは違うというのは分かるんですが…。

彩雲4号

70年代?
はじめまして。
私も熱海が大好きなものでフルヤもお気に入りのお店です。
さて、あのお店ですが70年代っぽいスタイルに思えます。

このお店はこのまま変わらないで欲しいですね。

エムケイ

>彩雲4号さん
はじめまして!

彩雲4号さんのブログ、以前何度か拝見してます。熱海から戻ってすぐ喫茶店「月ヶ瀬」をネット検索してたときだったと思います。ブログ名も覚えてます。

さて、フルヤですが、70年代ですか?(^_^;) 適当に60年代とか書いてしまいましたが…。それはさておき、あの雰囲気は変わらないでいてほしいですよね。

熱海は東京から程よく離れていて、程よく近く、何度でも訪れたくなります。次回は旅館「福島屋」さんにも泊まってみたいです。
非公開コメント

スポンサーリンク

エムケイ

ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。

ブログ内検索

カテゴリ

コメント

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

カウンター