石川町で始めたら、石川町で終えよ。
そんな指令があったとかなかったとか。
有終の美を飾るのは、北口「純喫茶 モデル」。久しぶりに訪れたけど、やっぱりここはいいね。少しも変わっていなかった。
神奈川県横浜市中区吉浜町1-7
もちろん他にも候補はあったし、途中何度も他の喫茶店に誘惑されたが(花壇、大学院、馬車道十番館等)、いずれも近すぎた。時間が経たないと胃の中は水分過剰のままでもあるし、喫茶気分になどなれやしない。野毛から歩きまくっていたら石川町まで来てしまった。
経路は、野毛~桜木町~馬車道~関内~石川町。
ここも不思議な場所だよね。駅前だというのに、全然人が流れてこないのだから。みんな中華街方面に吸い寄せられていく。人の流れに逆らう天邪鬼と純喫茶マニアだけが、好き好んでこちらを目指すのだろう。
後から地図をじっくり見直すと、ここから寿町は目と鼻の先だった。
≪純喫茶モデル看板ギャラリー≫
純喫茶モデルは看板が多いことでも知られている。
自分では全部写真撮ったつもりでも多すぎていくつかは抜けてしまった。下3つは過去記事の写真より補足している。
とにかく入って欲しいというお店の人の意思表示が、看板の数となって現れている。窓辺の植木鉢にまで、マジックで「モデル」と書いてあったのには笑ってしまった。
実際にはまだあるんだけどね(-_-;)
やっぱり大箱は落ち着く。
煉瓦のパーテーションで仕切られ、ゆったりした配置。
黄色の椅子に向日葵模様のテーブルも健在。
BGMはクラシック音楽
窓から見えるのは、客待ちのタクシーの列。
奥の席ではモデルになるのが夢だったという大ママがご家族の方と談笑していた。いいの、いいの、広い店だもん。ゆるさがGood!
歩いたら喉が渇いたので、生オレンジジュース。モデルの横顔のイラストの入ったコースターに乗って。
キリッとした横顔なのに、耳が適当な感じの6なのにニヤリ。今回はマッチを1個も貰えなかったので、こちらをお土産に。
純喫茶モデルは永遠に不滅だ。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
みこと
『コーヒーの大学院』は昔バイトの面接で近くに行ったことがあります。場所の説明で『コーヒーの大学院という喫茶店があるので・・・』と言われた時に『・・・予備校ですか?』と聞き返した事があったなぁ・・・(苦笑)
まさか有名な老舗喫茶店とは、この時思いもしなかったです。
2017/02/26 URL 編集
エムケイ
コーヒーの大学院は最初は喫茶店の店名だとは分からないですよね。
2017/02/28 URL 編集