THE いわきっくす 2015(最終回)
いわきで訪れた喫茶店をすべて掲載すると宣言していたが、2軒残したまま中断していたのを思いだしたので、さっそく再開。
この日はいわき→内郷→植田の順に電車で移動し、午後4時に再度いわきに戻り、「スナック喫茶 ハーバー」を訪問。ハーバー感のある喫茶店だと勧められていた。
福島県いわき市平作町2-1-12
閉店
夕方近くになると、純喫茶は一斉にパタパタと店仕舞いを始める。公称の営業時間前であるにも関わらずだ。純喫茶巡りの宿命である。
いわきもまた例外ではなく、午前臨時休業のウィンザーを狙うも、こちらもすでに午後の営業を終えていた。その後別の店にもフラれ、駅からかなり離れたハーバーに向かう。ここまで来てやってなかったら…と不安だったが、無事営業。それだけで救われた気持ちになった。
たしかにハーバー!
外観が地味だったのでどうなることかと思ったが、中は店名のコンセプトを貫きハーバーの世界観。素敵だった。
舵、船の模型、壁に大きく大航海時代(?)の絵。いいな~いいな~。
創業40年以上になるが、昔はもっとハーバーっぽかった、とハキハキした口調のママさんは言った。
照明も素敵。
こちらなんて他店では見たことないレトロポップ調で可愛らしい。
あっという間に外は暗くなり、店内は穏やかな暖色に包まれていった。他にお客さんはいなくて、テレビの音だけが流れる。
アイスミルクコーヒーでまったり。
元日以外無休で18:00まで営業の勤勉な喫茶店(2015.10.03現在)。昔は夜11時まで営業していたのだとか。
本当はこの後にもう一軒訪問しているが、特に印象に残っていない上、月日が経つにつれますます記憶が薄れていったので掲載は見送る。
それにしても、いわきは純喫茶が充実していた。福島県では一番の宝庫なんじゃないかな? 日帰りでも充分楽しめた。私は軟弱なので特急で往復したが、青春18きっぷを使って普通電車で行かれる方もいるので、東京在住の方はいわき行きをぜひ検討されたし。ただし、いわきで一番の個性派インパクト大の「ブルボン」は、当時の店主がお亡くなりになり、不定営業になったので、訪問の際には要確認。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント
みきのり
いわき在住なのですが、たまに東京に出張して時間が空いたときはスタバではなくルノアール派です。
コーヒーより珈琲を。スタイリッシュよりデコラティブを。
まあ、通ぶるほど詳しくは無いんですけど。
で、この間池袋で「伯爵」を見掛けて、どんな店なのか検索したらこちらに辿り着きました。
そしたらいわきの記事が!
本当に星の数ほどあるHPの中で、初めて伺った先で、まさにその日に地元の記事がアップされている確率とはどれ程のものでしょうか?(しかも地元とは全く関係無い検索ワードで!)
何か勝手に運命的なものを感じてしまい、コメントさせて頂きました。
他の記事も拝見しましたが愉しいですね。
ブルボンのご主人、お亡くなりになってたんですね。
野間食堂も知りませんでした。行ってみようかな。
確かにいわきは純喫茶多いかもしれません。
他にもまだまだありますのでまたぜひいらしてください。では。
2017/02/07 URL 編集
あかりのまま
2017/02/07 URL 編集
エムケイ
池袋の伯爵で検索してこちらに行き着き、地元のいわきの記事がアップされていたと!
なんという運命的なことでしょう。
ブルボンの先代マスター、私が訪問したときはお元気だったんですねどね。
野間食堂は行った方が良いような、行かない方が良いような。
でも私の記事を読んでそれでも行ってみたいと思っていただけたら、やはり行くべきだと思いますよ。
いわき、また行きたいです。
2017/02/07 URL 編集
エムケイ
港町に喫茶店、残っている率高いですね。
2017/02/07 URL 編集