純喫茶密度を0~5までで評したら、この界隈は4。
西アサヒから歩いている途中いくつもの純喫茶とすれ違った。全制覇したいところだが、生憎時間と胃袋は有限である。泣く泣く誘惑を振り切り、「Coffee Shop 白菊」に辿り着いた。
愛知県名古屋市昭和区御器所1-20-10
貫禄十分。屋根に直に書かれた店名が己の存在を誇示していた。
純喫茶あるある。ショーケース内に食品サンプルがなく、店主の趣味のアートギャラリーになっていること。想像するに、サンプルが古びて見た目がイマイチになって撤去してこうなったのだろう。
自動ドアのCOFFEEとSNACKの間の点が白菊になっているのが見逃してはいけないポイント。
今回も傷つくことを未然に防ぐよう最悪の事態を想定するというひねくれた心持で入店したが、なんとまあ! 西アサヒに続き、こちらも個性的かつ純な内装に歓喜。少し先の鶴舞駅寄りにパークという素敵な純喫茶もあるし、数だけでなく質共に充実しているエリアである。
カウンターとテーブル席に大きく店内は2手に分かれており、テーブルの配置が迷路ぽくなっているのが好き。
窓際に座ったのだけど、入るのも抜けるのも苦労した。
パーテーションが複数種類あるのも好き。随所に植物を配しているし、角度を変えると見え方も雰囲気が変わる。竹藪のような壁も和テイストな店名と合っている。強いて苦言を呈すると、照明が…うーん(-_-;)。家庭にありそうな電球というか、我が家にも似たようなのあるので家っぽいかなあと。
でもトータルでは大満足。ママさんも優しい方で、青地に白菊の絵柄の和テイストなマッチも貰えた。
テーブルには店名にもなっている白菊の花。
紅茶を注文したが、前の店で食べたばかりなので、聞かれる前からモーニング付けないようにお願いする(胃袋!)。でもそんなときでさえ柿の種のおつまみ付なのはさすが名古屋!(持ち帰った)
実はこの1か月前下見を兼ねて店の前まで来ているのだが、看板とパトランプの並びが面白かったので思わず写真を撮ったのでついでに載せておきたい。
(この日は酒の白鶴みたいな白い箱型の看板はなくて、パトランプだけだった)
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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