新宿はよく行くけど、5丁目あたりは意外と未踏の地だったりする。 靖国通りから三番街へ曲がると、「アルル」という喫茶店があります。 看板には「PART2」って書いてあるけど、「PART1」もあるのかしら?
東京都新宿区新宿5-10-8
入り口には猫の置物・・・。と、ん~? ナポリタン?
じゃなくって、ニャポリタンです。
ふふふ(笑)。思った以上かも。期待して入店です。
壁には色々と絵が飾られてます(これはたまたま馬だけど)。
美術品というか骨董品は所狭しと置かれてて、見始めるとキリない。
その骨董品の棚の横では水出し珈琲を作っていたりします。
赤いビロードの椅子には黒い革のクッション。 なぜか?二段重ねにする念の入れよう。たしかに座り心地は良いけど。
こちらのお店、食事には必ず飲み物付きです。 ナポリタンならぬニャポリタンを注文しました。
注文してから店内の漫画の棚から漫画を見つけ読んでますと、 奥の席に座っていた、それまでお客さんと思ってた男性が実はマスターで 私の近くまでマスターと一緒に猫が付いてきました。
「あ、猫、大丈夫ですか?」
もっちろん! 今回、一番の目当てが猫だったんですから。
「はい・・・。猫、大好きです♪」
実はこのアルル、過去に猫カフェという雑誌にも紹介されたほどで、 ゴエモンくん(13歳・オス)は看板猫なんです。 それにしても13歳でこの若々しさは奇跡です。 せいぜい5・6歳くらいにしか見えない。 そして、ゴエモンくんは元々捨て猫だった、とのこと。 今は毛もふわふわできれいだし、お顔もとっても美形です。 目がまんまるで、マスターを上目遣いで見つめる姿はとても可愛い。 ゴエモンくんは餌を欲しがってたみたいで、 ニャポリタンが届いて私が食べてる間、 マスターがゴエモンくんを奥へ食事をさせに連れて行きました。
しばらくして、マスターが「ではごゆっくり」と店を出てしまい、 私も急いでナポリタンを食べました。
すると奥の方からゴエモンくんらしき猫の泣き声が聞こえてきた。見に行くと、 椅子の背もたれの細いスペースをまるで綱渡りみたく歩いていた!!!!!! あまりの絵になる姿だったのでいそいで写真を撮ろうとしましたが、 そこは猫。あっという間に椅子から降りて、入り口の棚の下に隠れてしまいました。
人をおそれる性格ではないんですが、しつこくされるのが嫌いなようなので、 私はまた漫画に戻りました。
アイスコーヒー飲みながら。バナナ一切れとジャイアントコーンが付いてきました。
ふと近くを見ると、お客さんのいない椅子に乗っかってました。
カメラを持って今度はそーーっと写真を撮りました。
匂いをかいだり、毛づくろいしたり、そっぽ向いたり、お澄まししたり。
気づいたら猫撮影に夢中。 でもやっぱりあんまり構われるのはお気に召さないようなので 再び漫画に戻り、分厚い1冊を読みきりました。 この店、猫も良いですが、漫画もかなりの数あって、 何時間でもいれそうな雰囲気。ジャズが流れてたし、お店の人も感じが良いし、 はっきり言って自信をもってオススメできるお店です。
帰り際にもう一枚パチリ! 寝姿も可愛い。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
当ブログはリンクフリーです。トップページ、個別ページでもご自由に。
コメント