「シルビア」という純喫茶が東武伊勢崎線の西新井駅西口駅前にある。 ただ、2箇所ある出入口はゴチャゴチャ入り組んでて少し迷ってしまった。 送電線が店名を激しく遮り、殺伐として見える。パチンコ屋・宇宙センターの2階にある。
東京都足立区西新井栄町2-7-5
(東武伊勢崎線・西新井駅西口駅より徒歩1分。出入り口2箇所あり)
女の人の看板が目印。
パチンコ屋の脇の階段を上り2階へ。石の壁、豪華なシャンデリア。
上りきると悩ましげなポーズのヴィーナスを横目に、
自動ドアから入店。
食品サンプルの並ぶショーケースがあり、そこを過ぎるとレジ。
レジの中にはステンドグラス。
「邪魔なものどけましょうか?」と店員さんがステンドグラスの前のものをどけてくれました。 そしたら! 「純喫茶 シルビア」の店名が出てきました。 純喫茶!!の文字でテンションが上がる。
そして客席。
装飾華美(過剰?)な椅子がズラーーっと。テーブルはいちいち広い。
お客さんも少しいたが、下手したら店員さんの方が数多いかもしれない。
そして奥の少し小高くなったエリアに、大人数対応可なVIP席(?)発見。 飯田橋の「白ゆり」が閉店した今、 純喫茶好きの集い(?)をするならここしかない!とニヤリ。
メニューをザーーと流し見した限り、 いわゆる喫茶店にある飲み物、食べ物は一通り網羅してます。
ナポリタンが気にはなったけど、店によって当たり外れが多いので、 ここは無難にトーストとブレンドコーヒー。
うんうん、絶品とか言わないけど、普通にコーヒーは美味しい。 トーストは切れ込みがいっぱい入ってるのが印象的。
それよりも印象深いのはこの女の人。方々で見かけます。
ソーサーからおしぼりから紙ナプキンまで。 シルビアの書体のゆがみはこだわりポイントかも。
トイレにまで?
もしかしたら、まだ見ぬシルビアがあるかもしれません。
他にも・・・。
躍動感みなぎる馬たち
金の布袋様
なにげに食べてみたいと思ってる、バーグナポリ。
シルビアについては、ブログの記事、散歩の達人で数回紹介された記事で そのゴージャスさ、無駄に広い店内について知っていたので、 実際に体験しても意外と冷静だった。
たぶん、なにも前情報がなかったら全然違うかも。 急に思い立った一人旅。段々暗くなる夕暮れ。 何の気なしに寂れた駅で途中下車。「純喫茶」の看板を見つけ、 吸い寄せられるように入る。
・・・っていう運命的なシチューエイションだったら、 思いっきりテンションが上がったことだろう。 とはいっても、東京在住の私が一人旅で西新井で途中下車するシチュエイションは ほとんど確率がゼロに近い。
つげ義春の漫画に出てくるような寂れた田舎町や温泉街に行ったらいいのかしら?
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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