新小岩には芸術性あふれる大ヒットがない代わりに、地元の方がさりげなく利用する町喫茶が点在している。
江戸川区役所手前の大通りに面した「純喫茶 マンボウ」もそんな一軒。
東京都江戸川区中央4-11-1
閉店
喫茶マンボウ、珈琲マンボウとバラバラな表記に紛れ、純喫茶マンボウを発見。壊れかけているが、純喫茶唯一の砦でもあるので、これだけは今後とも死守していただきたい。
こじんまりしているが、純喫茶度は高い。
椅子は深紅のベルベット、テーブルは純喫茶でよく見かけるマーブル模様のもの(名称が分からない)、やや大ぶりなランプシェードは琥珀色。ストンと落ちる王道の純喫茶色。
窓際の雰囲気が良かった。カーテンの透け具合も良くて(またここに着目してしまう)。
カウンターには、少しゴージャスで素敵なライトが付いていた。
茶色く変色した壁は、良い枯れ具合。
BGMはクラシック音楽。
これである程度の広さがあったら、かなり好み。
ところが男性客が入店し、窓際の席にどっかり座り、しょうが焼きを注文した途端、クラシック音楽からテレビに切り替わった。(>_<)
嗚呼!
江戸川区には競艇場があるが、その土地柄を反映して(?)、メニューには競艇の写真。うーーん (-_-;
もしや競艇ファンの集い場?
そういえば競輪ファンの集まる純喫茶「サラダ&パンケーキの店 レナ」(茨城県日立市)なんてのもあった。
こちらの夏限定メニューは店名のマンボウらしきのどかな海の夏風景。
コーヒー。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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コメント
あかりのママ
2018/06/16 URL 編集
エムケイ
それは知りませんでした。
隠れた有名店だったんですね。
あと10年頑張りたい! おお、それは頼もしい。
ここは区役所の近くなので、平日のお昼はお客さんが多いんでしょうね。
大体コーヒーだけというよりランチ目当てのお客さんなんでしょう。
マンボウの由来は内緒ですか。
意外とあっけない理由のような気がします。
2018/06/20 URL 編集