純喫茶ではないが、極めて純喫茶的なので紹介したい。
甘味喫茶「松廼屋」。戦後闇市として誕生した立石仲見世商店街にある古い店。甘味喫茶っていうけど純喫茶とどこがどう違うのか分かんないし、個人的には純喫茶でいいんじゃないかと思う。
東京都葛飾区立石1-17-10
午後12時過ぎ。昼時だったので混んでるのでは?と様子見で来たが、まったくその心配はなし。人が全然歩いてないんだもの。仲見世は飲み屋が多いからか、開いてるのはこの松迺屋ぐらいだった。
なんというか、外観が切なすぎる。特にショーケース。食品サンプルも色褪せ、プリンアラモードなんて少しも美味しそうに見えないが、これはこれで良い。
本物の昭和というのは、こういうもの。
焼きそばは大盛を頼んだが、それほどでもなく普通の量だった。
食後のスイーツはプリン。弱々しい味だった。
昭和価格とまでは言わないが、お値段は全体的に安い。昼時なのに他にお客さんは入ってこないし、利益が出ているのか心配になった。
奥の空間にノートパソコン、地デジ対応の大型テレビが置いてあったのでそんなに心配する必要はないかもしれないが・・・。
ある日突然煙のように消えてしまいそうな気がするので、もう1回くらい行っておきたい。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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