【常盤】吉田珈琲店(倉敷市)

美観地区をスルーしてでも常盤に行くべし。

岡山からJR伯備線で倉敷駅に着くなり、即水島臨海鉄道に乗り換え、昨年8月訪れた西洋乞食のある栄駅の一つ先常盤駅へ。これまでの無機質な住宅街の風景の延長だと思い油断して常盤駅を出ると、そこは享楽さの漂う寂れ切った光景だった。

それについては次の記事で思う存分語るが、今回は純喫茶の話。まずは耐え難い空腹を解消すべく、この日一軒目「吉田珈琲店」に向かった。

吉田珈琲店

吉田珈琲店

岡山県倉敷市水島西常盤町5-2

吉田珈琲店

これか!

有難いことに、岡山在住の方が直近で店を訪れ、営業時間と定休日を確認し教えてくれた。それによれば間違いないが、あまりにも寂れた風景のオンパレード。ここに来るまで一抹の不安はあったので、可愛らしいストライプの庇と営業中の札、ドアから覗くオレンジのランプが見え、ホッと一安心。

吉田珈琲店 吉田珈琲店 吉田珈琲店 吉田珈琲店 吉田珈琲店

店名の固い響きから茶系オンリーの淡々とした珈琲専門店を想像していたが、思いっきり覆された。

ドアを開けまず目に飛び込むのはオレンジのランプ。そしてその奥の窓にかかる鮮やかな緑のカーテン。

茶のシック調度品を基調にしながらもキッチュな要素満載。こりゃあ凄い。一瞬でノックアウト。好き!好き!好き! 「常盤に行くの面倒かも」と出かけにちらりでも思った自分に説教をしたい。本当に来て良かった。

吉田珈琲店

木のテーブルは使い込まれたもの。

吉田珈琲店

モーニングは10:30まで500円。銀皿に乗って登場。耳を落とした反則トーストながら、サクッとしており美味しさは認めざるを得ない。目玉焼き、カリカリクリスピーな謎のフライのかかったキャベツの千切り、ポテトサラダ。

吉田珈琲店

コーヒーはスッキリ系。

L字型の店内のひっかかり部分のゆったりした特等席では、地元らしき男性客数人がタバコを吸いながらお喋りしていた。

同じ倉敷でも美観地区の喫茶店とは随分雰囲気が違う。

吉田珈琲店

倉敷市は主要四地域に分けられる。倉敷(行政・観光)、水島(コンビナート)、児島(学生服・ジーンズ)、玉島(貿易港・新幹線)。前回は倉敷メインだったが、今回遠征では水島、児島を訪れた。どちらも純喫茶的には大当たりだったが、水島はそれに加えディープ散策も楽しんだ。

この後の純喫茶もまた素敵だが、その前に常盤駅~栄駅散策記を綴る予定。

利用金額

  • モーニングセット 500円

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