非日常を求めて日夜純喫茶探しに奔走する私だが、ごく普通の喫茶も普通に好む。
これから紹介する「ヒヨシ」もこのパターン。
千葉県松戸市本町19-6
駅に近く、無休。朝から規則正しく営業している。
一見したところ普通すぎる外観だが、看板の字体には味がある。ヒとシの両端が長く、バランスが良い。
入店したのは10時過ぎだろうか。十字にくり抜かれた木製の背もたれの椅子が並ぶ1階はオーソドックスな良き喫茶風景であったが、すでにお客さんで埋まっており、地下への階段を下りた。
雰囲気がガラリと変わる地下は、窓がないためやや閉塞的。個人的にはザ・喫茶店的内装の1階の方が好みだが、広々しており、お客はまばらで、ゆったりしていた。
背もたれに白い布がかかる光景は純喫茶ではたまに見られるが、このように全体をスポッと覆うのは初めてかも。
メニューを見た感じでは特にモーニングセットのようなものはなかった(見逃している可能性もあり)。
ただ随分とトースト系メニューが充実していた。セットは具材の選択肢豊富。充分モーニングの代わりになる。しかも飲み物なしのセットまであるという至れり尽くせりぶり。
これはいい!この後の純喫茶巡りを考えたら、ここでカフェイン抜きはありでは?と思い、飲み物なしのサラダ・フルーツ付のBセットを注文。
バタートースト、フルーツ、サラダ、ゆで卵。
これにスープがさらに付く(写真撮り忘れ)。
朝のフルーツは金。珈琲店でコーヒーを飲まなかったことに一抹の後ろめたさを感じたものの、爽やかで健康的なスタートを切れて大満足。
エムケイ
ブログを通して多くの方に純喫茶の魅力を伝えていきたいと思っています。
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